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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
わからないものを楽しむということ,
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レビュー対象商品: 後藤さんのこと (想像力の文学) (単行本)
はっきり言ってわからない。意味がわかる!と宣言する友達はいないしネット界隈でも見たことがない。 きっと一編を通して読者が意味を解することは想定されていない本なのだと受け入れる他ない。 大急ぎで付け加えるが、面白い。 何か視認できないカラフルでふにゃふにゃしたものが超光速でぶっ飛んでいく。 元々視認できないし速度が測定できない。超高速なんだから質量は無さそうだけども、 そもそも超高速が何なのかわかっていないんだからどうしようもない。 と、無理やり出来もしない円城風に書かないとレビューもできない。 206ページ、どこをどのように進行しているか全くわからないお話を読むなど、元々普通の本を期待している人間のやることではない。 きっとそういう普通でない読者に宛てて、彼らが読み進めざるを得ない麻薬をそこかしこに突っ込んで文章を編む、世間様のお役に立つとも立たないとも評価の定まらない禁術を運用するのが円城氏なる悪魔なのだろうと思う。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
既読の作品が多いんだけど、やっぱりムズカシイ。でも好きなんだよね、この人の本,
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レビュー対象商品: 後藤さんのこと (想像力の文学) (単行本)
文學界新人賞を受賞し、芥川賞候補にもなった『オブ・ザ・ベースボール』、『Self‐Reference ENGINE』という純文学なのか、SF作家なのか、よく分からない円城塔の短篇集。雑誌に掲載されたときも読んだが、再度読んでもよく分からない。収録作品は、 「後藤さんのこと」(エクス・ポ) 「さかしま」(NTT出版『サイエンス・イマジネーション』) 「考速」(早稲田文学) 「The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire」(SFマガジン) 「ガベージコレクション」(思想地図) 「墓標天球」(SFマガジン) の6作。 「The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire」なんかは、著者自身がSFを好んで読んでいることも分かるし、「墓標天球」も彼にしては、SFっぽいストーリー性のある話で読みやすいんだけど、ほかは私にはムズカシイ。 なんだか、ムズカシイこと言われて、けむにまかれているような感じ。 でも、好きなんだよな、この人の話。なんでだろう?
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