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後巷説百物語 (角川文庫)
 
 

後巷説百物語 (角川文庫) [文庫]

京極 夏彦
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

第130回(平成15年度下半期) 直木賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

直木賞受賞作がついに文庫で登場
京極夏彦の直木賞受賞作。ラストに訪れる仕掛けが読者の胸を打つ感動作。前巷説百物語と同月刊行で話題を呼ぶ一冊。

登録情報

  • 文庫: 787ページ
  • 出版社: 角川書店 (2007/04)
  • ISBN-10: 4043620047
  • ISBN-13: 978-4043620043
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 24,378位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 哲学する河童 トップ500レビュアー
形式:文庫
『巷説百物語』シリーズ第三弾。
今作は、『続巷説百物語』から四十年以上経った明治が舞台。

個人的には又市の仕掛けもストーリーの面白さも前作『続巷説百物語』は完璧だと思っているので、舞台が変わるということもあり、読む前から少々心配だったのだが、やはり一つ一つの話の出来は前作の方が上で、読んでいる途中に考えることは前作の方が面白かったなあということだけだった。

が、ラストまで読むとその印象は一変。
斬新というわけでもなんでもないが、このシリーズは第一作の『巷説百物語』から始まって、今作までで一つの作品なのではないかと思うような、そんなラスト。
まだこの先『前巷説〜』や、最近連載が始まったばかりの『西巷説〜』があるが、時系列の関係からいっても、山岡百介の関わりからいっても、この三作品がひとまとまりなんだと思う。

最後の最後でガッカリさせられるものが多い中で、久しぶりにラストが気に入った作品。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
叉市たちの活躍は、隠居となった百介の回顧譚なので、淡々と語られるのみとなり、前作までの現場での生々しさ、シャープさが見られないのはちょっと寂しい。

しかし、叉市やおぎんの消息を感じられる場面は、百介の視点で懐かしく、うれしく思う。

また京極堂シリーズにつながる人物や、キーワードが発見できます。

読後、百物語シリーズや京極堂シリーズを読み返したくなります。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kewpie VINE™ メンバー
形式:新書
京極夏彦の最高傑作は何かという質問に、私は今まで「豆腐小僧 双六道中」を挙げてきた。「巷説百物語」の正・続編は優れた読み物であるが、話があまりに陰惨であるために、私には躊躇いがあった。また、又市らが施す仕掛けの危うさに、現実性の希薄さを感じたのも、このシリーズを避ける理由でもあった。しかしこの第三作を読むに至って、やはりこれは、作者にとって最高の作品なのではあるまいか、と考える。

最初の「赤えいの魚」は以前の作品同様に、残酷な描写が歪んだ世界を原色に彩っている。しかしその後の5作品は、次第に雅味を帯びてきて、最終話「風の神」はもはや晩秋の風の如く清爽、また小春の日だまりの如く静穏な趣となり、読後に深い余韻を残す。これまでの長い道のりを主人公・山岡桃介と共に歩んだ読者なら、この味わいがわかるであろう。正に名品である。

現代は怪異の居場所が失われて久しい。妄りに怪力乱神を弄ぶ風潮はまことに憂うべきことではあるが、これは怪異を尊んで語る本来のあり方とは似ても似つかぬ、単なる虚仮威し、金儲けの手段であるに過ぎない。人の世にあって怪異とは憂き世の逃避所のようなもの。山岡桃介は江戸の良心のような粋人であった。彼のような人が生きやすい世の中なら、この世はもっと住みやすいのではあるまいか。現実の方が余程恐ろしい現代にあって、君子ならばこそ、怪異を本来の姿にて語るべき刻であろうと思う。
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最近のカスタマーレビュー
怒涛の作品
彼の作品はどの作品を読んでも
一度読んでしまったら最後、
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投稿日: 20日前 投稿者: miyan☆ミ
回りくどい
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投稿日: 12か月前 投稿者: スイスロール
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投稿日: 2009/12/19 投稿者: カナコ
時代は進む
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投稿日: 2009/3/22 投稿者: may
最後の鈴音
時代は江戸の太平の世が終わり明治に入っています。
老人となった語り手の百介は隠居生活をしていて、昔の冒険を懐かしむ生活を送っていた。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/11 投稿者: DeepBlue213
百物語の語り部・百介の物語
◆「赤えいの魚」

  神仏の顔が赤くなると、恐ろしい災厄があるという言い伝え。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/11 投稿者: あかね
まだシリーズは続くようですが
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時代は江戸から明治に変わり、
御行の又市や山猫廻しのおぎんも直接は出てきませんが... 続きを読む
投稿日: 2008/2/9 投稿者: ポノレノ
後世に語る仕掛け
中善寺の妖怪シリ−ズと双璧をなす作品。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/11 投稿者: RBM/MS
不覚にもラストで涙をこぼしてしまった。
巷説百物語シリーズの第3弾。
前作までの2作とは、だいぶ時代が後になります。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/10 投稿者: 肉ネーム1
切なさが残る作品でした
タイトルどおり、これまでの巷説シリーズの後のお話です。
舞台は明治10年。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/16 投稿者: こうこ
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