内容紹介
古代から近世まで数々の国宝・重要文化財を美しい映像とやさしい解説でご紹介。日本の仏教史・美術史を語る上で欠くことのできない貴重な映像集です。第4巻では、延喜7年(907)東アジアの中心、大唐は崩壊、ついで新羅、渤海が相次いで倒れ、それまで交渉のあった極東諸国が姿を消して、日本はほとんど鎖国状態に陥っていました。そうした極限に近い閉ざされた世界の中で、日本はその文化的能力を最大限に発揮し、華麗で耽美的な独自の文化を築き上げたのです。後世の憧憬とロマンの対象となる美の系譜、王朝文化の幕が開けました。 <収録されている主な内容> 国宝: ●平等院:鳳凰堂 阿弥陀如来坐像 雲中供養菩薩像 扉画 九品来迎図 ●往生要集:六道絵 ●源氏物語絵巻:鈴虫(二)東屋(二)夕霧 ●山水屏風 ●厳島神社:平家納経 ●四天王寺:扇面法華経 ●仏功徳蒔絵経箱 ●浄瑠璃寺:本堂 三重塔 阿弥陀如来坐像(九体仏) ●中尊寺:金色堂 華鬘 金字宝塔曼茶羅図 ●願成寺:白水阿弥陀堂 ●三千院:阿弥陀三尊像 重要文化財: ●東福寺同聚院:不動明王坐像 ●浄瑠璃寺:薬師如来坐像 ●天台寺:聖観音立像 ●中尊寺:阿弥陀如来坐像 二天王立像 地蔵菩薩立像 ●願成寺:阿弥陀如来坐像 勢至菩薩立像 観世音菩薩立像 多聞天立像
監督について
監修 : 中村元 (元東京大学名誉教授、1912年生まれ。日本を代表するインド哲学、仏教学の奉斗。1977年には文化勲章を受章。1999年、逝去) / 杉山二郎 (1928年、東京生まれ、元国際佛教学大学院大学仏教学研究科教授。東京大学美術史学科卒業、仏教美術史専攻。奈良国立文化財研究所、東京国立博物館東洋考古室長などを経る)