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待ち暮らし (ハヤカワ・ノヴェルズ)
 
 

待ち暮らし (ハヤカワ・ノヴェルズ) [単行本]

ハ ジン , Ha Jin , 土屋 京子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

毎夏、軍医の孔林は妻を離婚しようとして帰省しては失敗していた。妻、淑玉には愛情を感じたことはなく、いまや林は看護婦の呉曼娜を愛している。そのため、離婚を申請しに人民法院へ出向くのだが、淑玉は裁判官の前に立つと最後の最後になって考えを翻すのだった。だが軍規により、別居が18年を過ぎれば、相手の同意がなくても離婚は成立する。林と曼娜は、ひたすらその日を待ち暮らして耐えた。遂に離婚が成立し、林は晴れて曼娜との新生活を始める。だが、ようやくつかんだ幸せも束の間、二人に次々と困難が降りかかる…。日常のふとした瞬間につまづいたことで、待ち続けた歳月の虚しさに直面した男の焦燥を巧みに描き、アメリカ文壇に衝撃を与えた傑作。人生の意味を問い直す男の痛恨の思いを描く全米図書賞、PEN/フォークナー賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

18年間求めてきた離婚がついに成立し、孔林(クオン・リン)は愛人と新生活を始めるが…。思わぬことから、待ち続けた歳月の意味に愕然とする男の焦燥を巧みに描く。全米図書賞、PEN/フォークナー賞受賞作。

登録情報

  • 単行本: 350ページ
  • 出版社: 早川書房 (2000/12)
  • ISBN-10: 4152083220
  • ISBN-13: 978-4152083227
  • 発売日: 2000/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 399,949位 (本のベストセラーを見る)
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Lin Kong graduated from the military medical school toward the end of 1963 and came to Muji to work as a doctor. 最初のページを読む
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ラスト30頁のシニカル。, 2006/7/6
前半は待ち続ける様子が描かれていて少しだるいかも。でも第3部で孔林が「あること」に気づいてから事態が急展開します。英文が易しいのでそこまで読むのもそれほど大変ではないと思います。そして是非、ラストの足元が掬われるような感覚を体感してみてください。

ハ・ジンは他にも短編を読みましたが、ラストに匂うただでは済まないであろうその後の展開の余韻が共通していました。それが持ち味なんですね、多分。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 中国の文革期の恋愛小説, 2001/2/2
By カスタマー
今では遠い昔にも思える、文革期の物語。ありがちな、悲惨な迫害とかとは無縁の社会主義特有の官僚主義に左右される1組の夫婦と、その夫の愛人との一見コミカルな関係が描写されていている。当時の時代描写、恋愛、結婚とは結局なんなのかという事を考えさせてくれる小説である。 英語も平易で分かりやすい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 人生のその時期に得るべきもの, 2009/10/25
レビュー対象商品: 待ち暮らし (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
主人公の林は、両親に勧められた纏足をした古臭い、しかし情愛深い女性と結婚します。

若かった彼は妻に愛情を感じることはなく、病院で知り合ったマンナと結婚できれば

自分は幸せになれると信じ、18年の歳月を過ごす物語です。

感じられるのは、18年とは単に時間の経過ではなく、人を変えていっているということです。

恋愛の対象として見られない妻である為に、林は「自分たちは愛のない夫婦」と結論付けます。

そして愛人のマンナは、恋愛の対象として必要な要素である若さ・明朗さ・くすみの無い肢体

を失い、オールド・ミスというレッテルを貼られ、残酷な仕打ちを周りからうけていきます。

やっとの思いで成立した離婚。

長い年月は、禁欲を強いられたマンナの内面を歪め、更には肉体まで蝕んでいった。

年をとった主人公は、恋愛のときめきよりも情愛を求めるようなり、幸せの概念が変わっていた。

この物語には悪党が一人登場し、勝ち馬に乗って出世していき、善良である林とマンナは不公平さに

激怒しますが、誠実一点張りの主人公より、この悪党にある種の快感を得る読者もいると思います。

人生のタイミングを逃すことがどれだけ代償の大きなことであるか、

幸せの形も時とともに変化していくことを感じます。

ドラマのような場面が思い浮かぶ作品です。
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