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征途〈上〉衰亡の国 (徳間文庫)
 
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征途〈上〉衰亡の国 (徳間文庫) [文庫]

佐藤 大輔
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

’95年8月15日、沖縄県嘉手納。機長席に着く息子の輝男を見送る初老の提督・藤堂進は海に眠る父への思いを馳せていた…。これより半世紀前、藤堂進中佐はレイテに進撃していたのだった。藤堂家の男たちに流れる海の防人の血。国家の運命。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐藤 大輔
1964年石川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 349ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2003/09)
  • ISBN-10: 4198919380
  • ISBN-13: 978-4198919382
  • 発売日: 2003/09
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 86,369位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By a330
現在も「皇国の守護者」などを執筆し、文章力と
表現力に定評のある方だけに、読んでいてもフィ
クションと言うことを忘れそうになるほど、迫真
の内容でした。

大戦の終盤から、1990年代までを見事に描き
切った名作で、全3巻で見事まとまっています。
日本だけでなく、アメリカやソ連(今や、なつか
しい単語になりましたが)など、様々な視点から
物語が展開し、読みごたえがあります。

またあちこちに意外なかたちで意外な人物が姿を
見せたり、私たちが知っている以外の姿を見せて
くれる点も、見逃すことができないでしょう。

日本を代表する歴史小説家として、不動の地位を
築いている方が陸上自衛隊の重鎮になっていたり、
SF作家として有名な方が、まったく違う役職に
ついていたりして、その演出の巧みさに感心させ
られます。

[大和]に関わっている主人公の兄が「守」で、
弟が「進」だったり、通信コールに「ロプロス」
「ロデム」「ギャラクティカ」などがあったり、
あちこちで筆者の「ニヤリ」とさせられる引用
も楽しめたりで、何回読んでも飽きません。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
伝え聞くところでは、この作品は当初予定ではもっと長い作品になる予定だったらしい。それが出版側の事情で短縮され、作者としては不本意な終わり方をしたのだそうだが、完成品を眺める限りでは、非常に上手くまとめたという感じがする。瓢箪からコマである。

未来と過去が交互に繰り返されるプロットは大変効果的で、単純に時系列順で語るよりも、ずっと読者に親切な構成となっている。

イフは、「もしもレイテ沖で栗田艦隊が反転しなかったら」というオーソドックスなものである。日本は分断国家となって、冷戦の矢面に立たされる。これは朝鮮半島の日本版であって、まもなくおこるであろう、北朝鮮の体制崩壊をもシミュレーションしている。二重の意味で楽しめるたいへんお得な小説と言える。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 道奥太郎 トップ100レビュアー
Amazonが確認した購入
1995年8月15日、沖縄県嘉手納の宇宙港。「宇宙往還機」に
海上自衛隊二等海佐の藤堂輝男が機長として乗っていました。
それを見守る彼の父、進は、輝男の祖父、明を思っていました。
明も、半世紀前、帝国海軍中佐としてレイテに進撃した海の人でした。

架空戦記3部作の上巻、分量は349ページ、4章構成で、所要は4時間程度です。
それぞれの文章では時刻と場所が明記されています。
またその内容も、実在の艦船や人物をモデルにし
そのスペックや性格描写の緻密さもあいまって、物語に現実味と具体性を与えています。
「もし栗田艦隊がレイテで反転しなかったら」
ありがちな物語なんでしょうが、その具体性・正確性により、読むごとに先が気になります。

著者の戦記を他にも読みたいと思いました。
架空戦記が好きな方には、間違いなくおすすめの作品です。
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