王家に復讐を誓う少年カイルと、その対象のひとりである王女ユーフォリアが
神界に通じる塔の内部ダンジョンを攻略していく、ありそうで無かったような
やっぱりあったようなお話
神や塔といったキーワードで思い出されるのはゲームのSa・Gaですが
果たして伝わるでしょうか
なんというかゲームの設定のような、「まあ、そういうものとして」受け入れるようなものを
小説で真面目にやられるとちょっとつらいものがありますね
前半はそんな「設定」の説明と、ノブレスなんちゃら的いいこと書いてあるんだぞ!感がちょっと鼻について退屈です
150ページを超えて、ダンジョン攻略が乗ってきたあたりからは面白いと思います
特に岩蛙のアジト攻略戦では、部隊を分けての戦闘や心理面の描写といったものが上手く
引き込まれるものがありました。そこがピークだったりしますが
一巻で完結、めでたしめでたしです
なんというか蛙が一番印象に残る本でした
魔王?……莫迦め、魔王は死んだわ! 本当に何しに出てきたんだか…