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彼岸花 (光文社時代小説文庫)
 
 

彼岸花 (光文社時代小説文庫) [文庫]

宇江佐 真理
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

江戸の小梅村で庄屋を務める家に生まれたおえいは気の強い母親と一家を切り盛りしていた。武家に嫁いだ妹は時折物やお金を無心に実家を訪れる。そんなちゃっかりした妹が許せないおえいは、ある日母親の不在を理由に妹の頼みを断る。やがて妹の婚家から届いた知らせは―。嫁ぎ先でいじめ抜かれた妹に手を差しのべられなかった姉の後悔を描く表題作など傑作全六編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宇江佐 真理
北海道函館市生まれ。1995年、「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2000年に、『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、’01年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 309ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/8/10)
  • ISBN-10: 4334749127
  • ISBN-13: 978-4334749125
  • 発売日: 2011/8/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 江戸市井の物語でも、今も続くテーマかと, 2011/8/26
レビュー対象商品: 彼岸花 (光文社時代小説文庫) (文庫)
本所に住んでいます。江戸下町が舞台の小説、自分の土地勘に合わせて、なるほどありえたかも!と楽しく読んでいます。

今作、下町舞台の短編が主なんですが、ストーリー構成で良い意味で「やられたっ」という感想です。

これまで自分が読んでいた、下町が舞台で当時の土地・風習を紹介する的な作品や、下町所縁の有名人の活躍作品とは違って、今作は歴史上に多分名前が登場しない人々が主役。年齢も10代〜70代(?)の男女が主人公。脇役陣もキャラクターがはっきりしています。この脇役に惚れた、なぁんてのもありました。
ほろりとさせる第一章から始まって、個人的にむぅ〜と唸ってしまった最終章まで、息を吐く間もなく一気通貫で読破しました。江戸時代の下町が舞台の作品ですが、根底に流れるテーマは、今自分達が目の前にしているものばかりなのかと。
個人的に最終章の「振り向かないで」が本当にお気に入りです。本を通じて、自分の生活を見直してみたい、そんな感想です。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人と人との絆, 2009/7/12
レビュー対象商品: 彼岸花 (単行本)
江戸を舞台に、人と人との出会い、絆を描いた
6つの作品からなる短編集。

人によって、幸せの形は様々。そして、幸せは
お金では買えるものではない。

そんな当たり前のことを思い出させてくれる作品。
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5つ星のうち 2.0 自分の心の鏡写してもらった, 2011/8/31
レビュー対象商品: 彼岸花 (光文社時代小説文庫) (文庫)
あんがとという一章がよかったかな。
尼寺で育てられた3代に渡る捨て子同士の女性達にこれまた捨て子のおとが来て・・・母親の気持ちも娘の気持ちもそれぞれ持って尼さんも特殊ではないと、普通の人間であるという感じがよくわかった。おとも嫌味な程世間受けするわけでもなく、子供の狡さも描いてみせる。うん、これは、正直ベースの話だな。特に善人がいるわけでもなく、ごく当たり前の欲も嫉妬もうとましさもみんな持っている人ばかり。
これが小説になるってことは、やっぱり作家の技量なんかね。なんだかんだブツブツいいつつも買ってしまうこの人の本。文庫で読むと何だかお得感があるのが不思議。
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