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5つ星のうち 3.0
笑いのないシリアスな彼岸島。丸太あり出来もまずまずだが原作ファンには物足りない, 2010/6/8
レビュー対象商品: 彼岸島 スペシャルコミック・エディション (初回限定生産:本編DVD+特典DVD) (DVD)
バカ漫画として有名な漫画を原作をとしていながら、この映画は意外なほど
シリアスで手堅くよく出来たホラー映画
原作の金のかかりそうな大掛かりな部分はすべて省略、やや予算不足を
感じさせるものの演出、配役も悪くない。
役者陣では主役を演じた宮本兄弟の力演はこの原作にはもったいないくらい。
特に兄篤役を演じた渡辺謙の子、渡辺大の存在感はなかなかのもんです。
また大河俳優でありながらイロモノ吸血鬼のボス雅を演じた山本氏も
よく仕事を引き受けたとその男気を称えるべきでしょう。
他、どうみても高校生に見えないケンちゃん、漫画と違い広末涼子似の
美少女ユキ、ちょっとイケメンになった西山、なぜか食いしん坊デブに
なった加藤、松田洋二ともまこっちゃんとも言えるポン、皆を導く
魔性の女怜など脇役も多少漫画と違いはあるものの配役に不満点はありません。
しかし、なぜか物足りない。
それは原作にあったシリアスなバカ笑いとも言うべきネタ漫画の要素が
ほとんどなく笑いがないせいだと思います。
原作の漫画は作者の意図しない形でところどころに笑いがありそれが
結果として物語のアクセントとなっていますが、この映画は、基本ずっとシリアス
な展開のため2時間という長い時間がやや冗長で退屈さを感じてさせてしまいます。
冒頭、丸太二連発シーンが登場し原作丸太ファンを歓喜させますが、基本的に
マンガと映画の雰囲気がまるで違い、古い古典派の忍者武芸長映画のような
ある意味真面目な映画なのです。
とはいっても、名も出来も保証できない洋物の三流ホラー映画をジャケ借りるよりは
ある程度のレベルに達したJアクションホラーですので、レンタルならそれほど
損をしたとは感じないんじゃないでしょうか。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ディレクターズカット版が見たい!, 2010/6/24
レビュー対象商品: 彼岸島 スペシャルコミック・エディション (初回限定生産:本編DVD+特典DVD) (DVD)
本編は原作とは一味違うオリジナル作品として楽しめました。
ワールド・プレミアの行われた釜山映画祭ではR15指定になったようですが、日本でそれを避けるため、女性や子どもが見やすいように配慮したかと思われます。
石黒英雄さんや渡辺大さんの体を張ったアクションや、なんと言っても雅役の山本耕史さんの妖艶な怪演ぶりは必見です!!
買うなら特典映像付の初回限定版がオススメです。
公開前にシークレット扱いだった雅の映像がかなり出てきます。
尺の問題からか、日本でのR15指定を避けるためだったのか、カットされた未公開シーンの撮影風景もあります。
このシーンはいつかディレクターズカット版が出て見られることを希望します。
また、本編はかなり続編を意識した作りになっていますので、できれば続きが見たいです。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
結構良く出来た作品, 2010/6/16
レビュー対象商品: 彼岸島 スペシャルコミック・エディション (初回限定生産:本編DVD+特典DVD) (DVD)
尺の関係で原作の大部分を削るのは仕方がありませんね。
惜しむらくは村人に喋らすシーンが無かったのが物足りませんでした。
アップで"もうお前たちは何処へも逃げられないんだぞー"とか喋らせたら恐怖感が伝わったかと思います。
次作に繋がる終わり方だったので本道だけでなく脇道へも目を配って欲しいです。