入門書として見ると、著者の(独善的な)妄想を排除すると、読むページは半減する。
その残ったページから、スクリーンショットや商品画像・著者の勘違いを排除すると残りは1/4。では、その残った1/4が『まとも』であれば若干でも救いがありそうだが、書籍としての構成力の無さ(再入門書と謳う割には、読者に要求する読解力にムラが有り過ぎる。また順序が分類わけできていないのでメチャクチャ)が目立つ上に、データが執筆時点(2005年5〜9月と予想)のモノばかりで古臭さが漂う。
この本の趣旨が「彼女のPCインストラクター化する事でより親密に成ろう!」と言う頭痛に絶えない方向性があるからかも知れないが、その彼女とやらも統計調査や実地調査ではなく、著者の妄想だからうんざりする。
では、小説として読めるかと言えば、著者(42歳のオッサン!!)の妄想であるため、3分間読み続ける事が苦痛でしか無い。
断定形と状況説明文と台詞だけではどうしようもない。
「別ペンネームで『萌え』系小説を執筆している」と巻末の著者略歴にあるが、この本から推察される文章能力では期待する方が酷と言うモノだ。
結論として言えば(カバー裏まで頑張って描いた挿絵の方には申し訳無いが)、屑以外の何物でもない。
予防線として『著者前書』に「「こんな事言われなくてもわかってるよ」といわれるのが望みである」とあるが、これはある意味正しい。
この著書の内容を理解できるには「既に知っている事」が条件であり、知らない者には「何の事やらさっぱり」と化してしまう。
職業柄PC系書籍を数多く読んでいるが、ピンキリなPC系ライターの中でも最低部類に属するライターであろう事は想像に難しく無い。
以後、この著者の名を見かけたら、俺は避ける事にする。
この本は、買うモノでもなければ、読むモノでもない。
挿絵以外に楽しめる点・面白い点は絶無。