不幸な生い立ちはあれど極めて平凡な日常を過ごす高校生の青年宮本伊織の下に消息不明の父からの荷が送られてくる
その中に入っていたのは美しい西洋人形…ではなく金髪の可愛らしい幼女(クリスタベル通称クリス)であった
まさしく王道と呼ぶに相応しい流れで主人公の伊織が不本意ながらも非日常の入り口へと足を踏み入れて行きます
非常に読みやすい文体で登場人物もキャラ付けがしっかりされているので読んでいて誰が誰かわからなくなるという事態はまずないと思います
金髪幼女のクリスタベルは伊織を前に「クリスは戦争妖精(ウォーライク)なの」と言う意味不明な発言をしそれ以外は分からないを繰り返します
お人形のように愛らしい姿でありながら無知で無邪気な典型的なお子様であるクリスに物の見事に振り回される伊織
クリスの正体は本人も明言した通り戦争妖精
では戦争妖精とは何者なのか?
それすら分からないまま戦渦に身を投じることになる伊織
自分が生きてきたこれまでの経験から何も持たないことを決めた青年がクリスと出会う中でどう変化していくのかが見どころです