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彼女は嘘をついている
 
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彼女は嘘をついている [単行本]

小泉 知樹
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「なにもやっていないのに、どうして犯罪者にさせられるんだ」。著者は身の潔白を晴らすために闘う。とことん闘う。降りかかった火の粉は、何年、何十年かけても自らの手で振りはらう覚悟だ。やっていないものはやっていない、のだから。衝撃の痴漢冤罪手記。

内容(「MARC」データベースより)

「何もやっていないのに、どうして犯罪者にさせられるんだ」 私は身の潔白を晴らすために闘う。とことん闘う…。通勤電車で痴漢に間違われ、実刑判決を受けた著者が、あえて実名で描いた理不尽なる刑事裁判のすべて。

登録情報

  • 単行本: 302ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/12)
  • ISBN-10: 4163687009
  • ISBN-13: 978-4163687001
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 真摯に伝えようとする文章がこころを打ちます, 2006/12/16
レビュー対象商品: 彼女は嘘をついている (単行本)
日本の裁判制度の問題を突く、非常に重要な問題提起の本です。

一度警察が逮捕して送検したら、いかに無罪を主張しても、それを認めてもらうことが困難か、というかきちんとした裁判を行ってもらうことが困難か、そして多大な費用がかかるか、多大な労力がかかるのか。

 当初から無実を主張しているのに、長期間拘束され、多大な苦労をしている作者の、控訴、上告を棄却した裁判官の責任を社会はなんとか問えないのか?

 絶対に日本の刑事裁判はおかしい。作者の力は微力でしょうが、その筆に込められた真摯な思いが私の心を打ちました。
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30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 裁判で負けたとしても…, 2007/1/17
レビュー対象商品: 彼女は嘘をついている (単行本)
一番感じたことは、それぞれが自分の人生や自分という人間にどれだけ誇りを持って生きるかということ。

仮に事件をでっち上げ、嘘を突き通したとしたなら、その彼女の生き方、その後の長い人生。

自分たちの職務をきちんと全うしようという誇りもなく、相手の立場に立ってものを見ることも出来ない人たち。

それと比較したときに、言い尽くせない怒りや悲しみはあっても、強さも愛もある家族や職場、そして誇りを持てる自分の生き方ができる彼は勝利者です。
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 裁判は誰のためのものか?, 2007/2/18
レビュー対象商品: 彼女は嘘をついている (単行本)
映画などでも法廷モノは結構好きで見ている。なぜなら、

必ず正義は報われるというカタルシスが味わえるものが多いから。

しかし、この本はフィクションではなく、実際に生身の人間、一般人が

受けた仕打ちについて赤裸々に語られている。

自分の力や信念だけでは動かしようもない大きな壁、飲み込まれる波。

この、例えようのないもどかしさを敢えて言葉にするなら、

夢の中で走っても走っても、全然前にすすんでいないような感覚。

読み進めても、モヤモヤが晴れることはありませんでした。

一貫して無実を訴え、「犯人になりえない証拠」を

被告自らの手で相当の努力をもって訴えでても

必ずしも報われないというこの現実。こんなにも

恐ろしいものかと身震いがする。痴漢は憎むべき犯罪だが、

この方式で裁かれる冤罪の数はどれほどのものかと危惧せざるを得ない。

裁判員制度を導入しようという今、裁判の在り方について

日常では縁がない一般市民の我々も、知っておいて良い

現実が語られています。筆者の方にとっては不謹慎な言い方ですが、

読み物として非常に興味深い一冊でした。
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