映画「彼女を見ればわかること」のロドリゴ・ガルシア監督が、製作したハイビジョン映画です。
10人のハリウッド女優達の独白というスタイルをとった構成。インタビュー形式なので、ノンフィクションかと思いきや、これがフィクション映画なのですね。
緻密に作られた脚本。女優さんたちがインタビューされている女性たちを演じているというとても変わった映画です。それも、女性達がそれぞれの男性との経験や恋や、性の経験を語るのです。
ハイビジョンの画面は、女性達の語る表情を大写しにし、描き出してゆきます。そこには様々な、女性達の肉声と物語が展開します。
どの経験も限りなく不幸です。理不尽と思えるほど不幸であり、また、それゆえ限りなくせつなく、男女間の至福を求めてやまないのです。
キリスト教のカルチャーゆえ、長い長い悲惨な歴史をもつ、もう一つのマイノリティ、女性。その女性達の肉声をこれほど的確に表現している映画って無いかもしれません。
この映画は、東京のミニシアターで自主上映のように上映されましたが、やっとDVDになったので、ぜひぜひ見てくださいね!
ちなみにこのロドリゴ・ガルシア監督は、ノーベル文学賞受賞作家「百年の孤独」ガルシア・マルケスの息子さんなんですよ。