小生、57年間のホモサピエンス生活を一応「オトコ」として過ごして参りました。
その間の生活体験を踏まえての読後感は、一言すれば「さりげなく恐〜い本!」です。
マーケティングに関わる諸氏には、その視点からの感想があるでしょうが、大学卒業以来、IT系の分野で常にロゴス的世界に浸らんとしてきた身にとっては、なんとも面映い本なのです。ページをめくるにつれて、「そうかぁ〜、あの時のワイフの態度はこういうことだったのか〜!!」という納得・驚き・発見に何度となく浸かりました。
ワイフの取りとめもない長電話、ワイフの「何も買わない長時間ショッピング」などなどをイヤでも思い出しました。そして、私から見ればそのエイリアン的行動に大いに納得した次第。
この本に接することで、改めてワイフを新鮮な眼で観察できる機会を頂きました。
本書は、マーケティング分野と関連付ける前に敬意を込めて「女性生態学?」とリンクさせるべきでしょう。
日常性の中に、いかに冒険心をくすぐる世界が広がっているかを気付かせてくれました。
著者の軟らかく鋭い観察力に敬服いたします。
「21世紀は、女性の世紀」とどこかで耳にしました。
「さもありなん」と、残念ながら認めざるを得ません。
女性を知った積りになっている男性諸氏には、是非一度目を通してみては?とお薦め致します。