ドイツの作家、パウル・カレル氏によるノルマンディ上陸作戦に関するドキュメンタリー。
恐らく、軍事に関してのマニアであれば、本書に関しての説明の用を要しないだろう。
しかし、一般の人も本書を手にとって読んでみて損はない。一般の人は、例えば、ノルマンディ上陸作戦についての知識は、歴史の年表や世界史地図で地名を見た、あるいは映画の『史上最大の作戦』がビデオであったから、たまたま借りて観た、というくらいのものだろうか。
ところが、ノルマンディ上陸作戦ひとつで戦争が終局に向かったわけではない。
上陸からほぼ二ヶ月間にわたって、ノルマンディ地方の上陸橋頭堡の地域を巡って、連合軍とドイツ軍の死闘が、激戦が繰り広げられたのだ。
その中で起こったさまざまなエピソード、軍事的な行動
…どのように、連合軍が勝利を収め、どのようにドイツ軍が敗北していったのか。
その過程を知るには、本書がもっとも適しているだろう。
『史上最大の作戦』を読んだり、観たりした人は、その後で、ぜひ、本書も読んでみて欲しい。