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役小角仙道剣
 
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役小角仙道剣 [単行本]

黒岩 重吾
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

古代最大の呪術者、役小角とは何者か。律令政治の暴虐に敢然と立ち向かったスーパースターの活躍が、現代によみがえる。

内容(「MARC」データベースより)

古代最大の呪術者、役小角とは何者か。律令政治の暴虐に敢然と立ち向かったスーパースターの活躍が、現代によみがえる。古代ロマンの巨匠の遺作長篇。『小説新潮』掲載をまとめる。

登録情報

  • 単行本: 523ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/04)
  • ISBN-10: 4103073071
  • ISBN-13: 978-4103073079
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 19.2 x 14.4 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,013,090位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
役小角の生き方

名前しか知らなかった役小角について知ることが出来て面白い。
修験道から体を鍛えることのすばらしさを感じた。
体を鍛えようと思った。

役小角って誰というときに読むといい本
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
人間社会は常に腐敗との闘争を強いられる。人権だと叫んだところでそれは空虚なものでしかない。それを実現してくれるものは何もないからだ。

何時何処で社会的地位が確立されたのかは分からない。一度つくられた格差は修正されることなく続き、弱者を永遠に苦しめる。

そんな体制を打破する一つの手法として、宗教が登場するわけである。俗と変わらない政治的な既存宗教とは異なるものだ。いずれは政治的・営利的なものにより腐敗する運命にあるのだが。

どこかで聞いたらことがあるような話、要は教祖が自らが神である所以を語るものとして語るものが、小角の話と似ているのだ。俗世界に失望し、真実を求めて山に入り修行する。神憑りや憑依体験をする。

ただし、小角のような教祖は、一代目でその神通力を失いかねない。

洗脳やマインドコントロールは、全て教祖のために教祖の視点で、教祖が潤うために、決まりきった答えを自発的に導くための手段なのである。

本来であればこのような読み方をすべきではなく、前鬼や後鬼の活躍に心踊らせるべきなのだろうが、私はそれだけでは読めなかった。

小角すら全知全能の万能ではないことを認めている。にもかかわらず責めたり、叱責したり、それ以外は認めない体質は如何なものだろうか?

万人には万人の生き方がある。それを尊重せずして本当の幸せがあるのだろうか?
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By シュー VINE™ メンバー
形式:文庫
役小角(えんのおづぬ)は奈良時代に生きた実在の人物であるが、時代が古いこともあって資料が少ない。本編は著者によるフィクションであるが、大筋では伝説に忠実である。

山岳宗教、修験道の開祖とされる役小角は、巨漢で、長距離ランナーのように強靭な心肺能力・脚力を持ち、最強の武術家にして、民に説法を説く宗教家である。民衆は彼を神のように信仰する。ひとたび山に入れば、彼の存在を恐れた朝廷が十万の兵を送り込んだとしても大峯山から熊野地方を駆け巡り、逮捕は不可能と言われる。

彼を慕って弟子入りした、前虫、ヤマメ、麻佐たちがとても魅力的でこの物語を楽しいエンターテイメントにしている。前虫は交渉術にたけ、女人に好かれるので情報収集能力が高く、武術に優れた逞しい男である。ヤマメは荒削りな野生児であるにもかかわらず誇り高い、いわば、もののけ姫に出てくるサンのような魅力を持った若い女である。3人目の麻佐は前虫以上の武術の腕を持ち、師匠の許しさえあれば、あっという間に棒ひとつで百人をたたき殺す人間兵器である。

本書を読むことで、当時の庶民の貧しい暮らしを知ることが出来、貴族の権力維持構造も理解することが出来る。なお、最も胸を打つのは、役小角が農民や奴婢たちに向ける博愛的精神である。西遊記のような旅モノのように読めるし、水戸黄門のようにスカッとする勧善懲悪のストーリーとしても読める。映像化すればかなり楽しいものになると思う。歴史好きには一読をお薦めする。
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