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成果主義への警笛が書籍・雑誌・報道でにぎわうなか、著者は事業特性によって、成果主義を「狩猟型成果主義」と「農耕型成果主義」に分類し、前者をスピードの速い事業、後者をスピードの緩やかな事業にふさわしいといっている。そして「農耕型成果主義」を「業績主義」と定義し、インプットとアウトプットのそれぞれの結果、仕事の結果との量と質、インプットとアウトプットの実績であるという。
「成果主義=結果のみ」ととらえられがちな中、これは多くの企業人にとって受け入れやすいものではないだろうか。
10章では「役割業績主義が機能する条件」と題し5点挙げているが、これから役割業績主義(成果主義)導入を考えている企業は必見である。また、付録では実企業名入りでダブルラダー人事制度が公開されており非常に参考になる。
著者はあとがきで、「本書の姉妹編として次には『人事制度をうまく運用するポイント(人事制度運用のハンドブック)』について執筆したい」と書いている。「成果主義を導入したけれども…」という企業が多い中、発刊が待ち遠しい。
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