これから購入を考えてらっしゃる方の為に下巻も含めてレビューさせてもらいます。
異母兄妹であるリュウガ、ユリアや他の南斗聖拳との掛け合いは良かった。しかしながら、変な地方に迷い混んで騒動に巻き込まれ大活劇が始まる…わけでも無くスラーッと解決。この話は必要だったのか?外伝とは原作では見えづらかった部分を補填するのが役目では無いのだろうか。
ジュウザが娼館で育ったと言う設定もとても良かった。人間は子供時代を糧に個性を得る。世俗から離れた環境で育ったからジュウザは自由奔放な性格になった…しかしなぜここを掘り下げ無かったのか。それが残念でならない。
たまに出てくる可愛らしい絵柄は北斗の拳には合わない。戦闘シーンも苦手なのか迫力に欠けて物足りない部分が。上にも書いた騒動の部分も原先生が描いていたら少し違って見えたのかも知れない。
評価出来るのは、この作者が描く『漫画』は人間ドラマの一コマが暖かくて、最後のユリアが涙を流すシーンなんてとても良かったと思います。失礼ながら原先生よりも『慈母の星であるユリア』を描けていたような…
ただ哀しくもこの作品は『北斗の拳外伝』。『北斗の拳外伝』としては2つ星が精一杯です。