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影執事マルクの道行き (富士見ファンタジア文庫)
 
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影執事マルクの道行き (富士見ファンタジア文庫) [文庫]

手島 史詞 , COMTA
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

エルミナとカナメが家出した。慌てて後を追うマルクだが、なぜか料理人のセリアも同じ列車に乗り込んできて――。運命に導かれ、豪華な大陸横断列車に乗り合わせる契約者たちの目的は!? 疾走するロードムービー編!

内容(「BOOK」データベースより)

「―カナメに告白された?」大理石の冷たい床に正座させられたマルクに、使用人たちの声が降り注いだ。思わず縮こまるマルク。カナメの明らかな好意を知る仲間にとっては、マルクの自覚のなさのほうが驚きである。ドミニクは、マルクの肩をポンポンと叩き穏和な口調で諭した。「とりあえず、カナメさんもエルミナお嬢様も泣かせないようにね?」―エルミナとカナメが、告白に混乱するマルクを置き去りに、二人で家出した。皆に責められ慌てて後を追ったマルクだが、セリアも同乗しており…!?運命に導かれ、豪華な大陸横断列車に乗り合わせる契約者たちの目的は。影執事マルク、恋も列車も大暴走。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 富士見書房 (2010/7/17)
  • ISBN-10: 482913545X
  • ISBN-13: 978-4829135457
  • 発売日: 2010/7/17
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 61,499位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
前回はちょっとマルクの影が薄いかな、と思っていたのですが
今回は内容、展開ともに楽しく、ハートフルかつシリアスもあり、大満足でした!

話はエルミナの婚約者である枢機卿ヴィルヘルムが絡んでくるようで、
裏には<アルス・マグナ>にも関係している一面があるようです。
そのせいもあってエルミナとカナメはマルクにも秘密で列車へと乗り込むのですが、
なんの運命か後を追ったマルクにセリアが乗り合わせ、物語は展開していきます。

今回は色々な人達の思いや展開が重なり合っていて、とても読み応えがあります。
マルクが前回のカナメの行動に動揺しつつも、エルミナに置き去りにされてしまい
「信頼されていると思っていた」とちょっと落ち込んだりしたりするのも、
マルクの中で色々と育っている気持ちですね。
その一方で、エルミナもカナメのような同年代の娘のほうが気が落ち着くときもあると
やや斜め上な自己完結をしているのは、相変わらずですが(笑)
列車でのエルミナとカナメのいわゆるガールズトークも、初心な感じで可愛らしかったです(笑)

そして今回の準主役のセリア。
個人的に女性キャラの中ではセリアがお気に入りなので、彼女の過去と現在の葛藤には
とても惹きこまれました。
アルバとセリアの男女ペアも、過去を負いつつプライドのある大人の色香にも魅せられます。
二人のやりとりや、セリアがアルバの言葉を思い出すシーンに、これからも応援していこうと
ひっそり決意しましたね(笑)
マルクといい、アルバやセリアといい、本当に根っこの部分が優しすぎて切ないですね。
帰りたいという思いに気付くセリアが忘れられません。

後半はマルクが執事としてもマルク自身としても、エルミナとそのお屋敷の住人たちを
どんなに大切に思っているかが伝わってきます。
またエルミナは揺り籠に囚われる前兆の症状が出てきていて、逃れるのは困難だったようです。
エルミナのマルクに思いを寄せながらも、どこか諦めたような儚い心情があるのは、
まだまだ色々と理由があるようですね。
主と執事の恋愛事情も気になりますが、仲間同士の結びつきが素敵な作品なので、
そちら方面にも期待しています。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
前巻ラストでカナメに告白されたマルク。女の子に全く免疫の無い彼は、予想外の展開(彼にとっては)に、エルミナに対する想いを固めたはずなのにまたぐらつく始末。そんな彼を置いて、エルミナとカナメが家出をしたものだから、さぁ大変!慌てて後を追いかけるマルクと、契約者としての闇を抱えるセリアがエルミナたちと同じ列車に乗り込んだことから、事態は思わぬ方向へ・・・
影執事マルクシリーズも八冊目。いやはや、今回も面白かった。作者の方は、キャラの使い方が非常に上手く、また愛に溢れていますね。セリアがマルクに対してだけ意地悪な理由が今回のお話で明らかになります。っていうか、大人の女性な雰囲気を持ったセリアでしたが、割と子供っぽいところもあるんですね。一巻では、単に美しい人形のようであったエルミナも、今ではすっかり恋する少女になっています。告白したというカナメに対して思わず言った一言がつぼ。この巻のお気に入りのシーンです。加えて、カナメとのガールズトークがやばすぎる!超初心な二人の会話ににやにやさせられっぱなしです。自宅で読んでてよかった・・・
バトルも見所である今シリーズですが、今回も当然、敵である契約者が現れます。この相手が、なんとも小物かつ、外道。どこか憎めない敵ばかり出てくる今シリーズにおいては、少々珍しいキャラですね。だからこそ、ラストのマルクの一撃には、すかっとしました。
全然関係無いんですけど、作者の後書きには、心がほっこり暖まりました。家族愛に溢れていますね。こういうのって、大事だと思います。
次回は、今回の騒動の裏で起こった出来事がメインになるようです。楽しみですね。ドラマCDも早く買わなくては・・・!評価はもちろん星五つです!
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pakke
形式:文庫
相変わらず丁寧で愛がこもった1冊に仕上がっています、シリーズ8冊目。
こういう端々に作品への愛が感じられるのは、読んでいて気持ちの良いものです。
今回はまず口絵のエルミナ&カナメのヒロインズが可愛いこと可愛いこと!
この二人のヒロインが間違いなく作品を牽引しています。
おそらく漫画化を意識した演出でしょうが、口絵から見開きまで漫画風になっているのも今回の特徴といえるでしょう。
イラストの点数は多めで、たっぷりCOMTAさんの絵が楽しめるのもポイント大。
口絵にはじまり、章ごとに地図によって示される主要キャラの現在時刻と位置の表記、という演出も効果的(特にジェノバ!)。
面白いところでは今回2回も登場した「モブキャラのそんな未来」もシリーズ独特のギャグとして定番化して楽しませてくれます。
今回はようやく?ついに?セリア編ともなっており、こちらはこちらで盛り上がります。
が、途中の伏線の回収がなかなか無かったのでどうなの?と思っていたら、時系列的に平行して裏で進んでいた出来事が次回語られる…というあたりはちょっと「バッカーノ」みたい?
表にセリア、裏のジェノバの活躍が目覚しく、各キャラのファンには特に嬉しいことでしょう。
ジェノバに至っては、出してはみたもののマルクとカナメのラブコメに彩りを添えるのみのパセリ状態だった状況からついに脱出、この活躍でファンも増えたのでは?
ドラマCDの発売を控え公式HPではキャストも発表されており、名前を見れば声がイメージできる状況なので、声を妄想しながら読むのも楽しいでしょうね!

とにかく…がんばれカナメ!
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