内容紹介
屈指のバリトン・サクソフォン奏者、栃尾克樹が、バッハから現代までのプログラム構成で、この楽器の可能性を追求。委嘱作『高橋悠治:影の庭』を始め、高いテクニックと音楽性が要求される作品が並ぶ、意欲作。ファン必聴です。
メディア掲載レビュー
暖かで豊かなバリトン・サクソフォン独特の響きが満喫できるディスクである。冒頭にバッハの無伴奏チェロ組曲、ラストに高橋悠治の作品をおき、メロディーの美しい曲を中間に配した選曲は、サクソフォンの表現能力の広さを開示しようとする意欲の表れと受け取れる。楽しく聴けたのはバッハで、適度の音の粘弾感が温かい血の流れを感じさせた。『影の庭』は高橋の委嘱作品。ニュアンスに富んだ演奏と強弱の微妙な変化が聴ける演奏で、長い余韻が消えて静寂が訪れるニュアンスが秀逸だ。 --「オーディオベーシック」2007/Vol.44
アーティストについて
栃尾克樹 サクソフォン 高橋悠治 ピアノ