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彰義隊遺聞 (新潮文庫)
 
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彰義隊遺聞 (新潮文庫) [文庫]

森 まゆみ
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

彰義隊。朝敵の汚名を着せられた徳川慶喜のために、怒りをもって結成された戦闘集団である。彼らは、東叡山寛永寺に立てこもったものの、わずか一日で西郷隆盛率いる官軍の攻撃に散った―。著者はひそかに語り継がれてきた証言を丹念に発掘し、「烏合の衆」と軽んじられてきた人びとの実像に迫ってゆく。時代の激流にあらがった、有名無名の男たちを鮮烈に描く、記念碑的作品。

内容(「MARC」データベースより)

情夫に持つなら彰義隊。新撰組より格好よく、戦いはからっきし弱かった「幕末の徒花」。1868年、江戸城無血開城と徳川慶喜の処遇に不満を抱く旧幕臣たちによって結成された彰義隊を、江戸の町の記憶を掘り起こして描く。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 418ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/12)
  • ISBN-10: 4101390231
  • ISBN-13: 978-4101390239
  • 発売日: 2007/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 549,934位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
有名な新撰組に比べて 彰義隊を知る人は少ない。土方や沖田のようなスターがいないことに加えて 上野の戦争はわずかに一日で終わってしまった。そんな短い間のことをドラマチックに書くことは難しく 彰義隊について書かれた小説やドラマもあまりない。私はひょっこり子母澤寛の小説を読んだことから(彼の祖父が彰義隊士)彰義隊に興味を持って関連本を読み始めた。この本は地域雑誌として有名な「谷根千」の編集者森まゆみが多くの資料にあたり、地元の上野を歩き、「谷根千」の取材の際に土地の古老から聞いたことをまとめて彰義隊の全貌を描いた労作である。大身の旗本から下働きまで 彰義隊に参加した人たちのことが語られ、さらに輪王寺宮のことも詳しく書かれて 今までの疑問がいくつか解けた。上野の戦争の後、すぐに見物に出かけ、宮様の住まいから什器を持ち出したり、見物客めあてにおにぎりを売るものがいたり、と町民たちは逞しい。江戸の人々は彰義隊贔屓と言われたが上野の近くの人たちにとっては労働に借り出されたり家が焼かれたりとけっこう迷惑でもあった。こういう庶民、敗れた後の彰義隊士とその家族、弱者の視点から森さんはこの時代を描く。
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