彩雲国初めての女性官吏として奮闘する紅秀麗と
周囲の人々の中華風ファンタジー。
今回は、短編集です。
雑誌に掲載されていたもの二本と、かきおろし一本、プラスおまけの収録です。
ひとつは、ちょうど秀麗が国試を受ける直前のお話。
宮廷での武術系イベントでのどたばたです。
今の本編のお話とはかけはなれた、ほのぼのコメディな時代です。
ふたつめは、秀麗のお父様メインのお話。
お父様がどうして先代国王の裏の仕事をするようになったか、などが
あきらかになっています。
以前ちらりと語られた、先代国王が唯一愛した女性という方のお話もあり、
そのつながり方にびっくりしました。
みっつめは、秀麗の叔父・黎深メインのお話。
ちらちら話しに出てきた、黎深の妻、百合姫が登場します。
悪夢の国試として名高い、黎深たちの会試のお話に
黎深の結婚話、絳攸がひろわれた話などがからんでいます。
おさないコウくんがめちゃくちゃかわいいです。
ちらっと話に出てきて、気になっていた人が登場して
また色々なつながりが明らかになりました。
気になるところで「続く」になっている本編も気になるところですが
久々の、全体的に明るいトーンのお話で、楽しかったです。
しかし、本編の現状を考えると、「ああ、この人があんなことに」と
いう感もぬぐえません。。。