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彩乃ちゃんのお告げ (講談社文庫)
 
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彩乃ちゃんのお告げ (講談社文庫) [文庫]

橋本 紡
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 440 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

ほんの小さなきっかけで、幸せになれるんだ友人から頼まれて、小学生にして「教主さま」という彩乃ちゃんを預かった。素朴で真面目で礼儀正しい、一見普通の5年生。実は幸福を呼ぶ少女。心温まる小説集。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜか“教主さま”だという女の子を預かることになった。彩乃ちゃんといって、一見ごく普通の、小学五年生の女の子だ―。花屋に勤める二十代の智佳子、進路に悩む高校三年生の徹平、東京から地方に越してきた小学五年生の佳奈が、彩乃ちゃんとの出会いで知った人生の奇跡。前に進むすべてのひとに捧げる物語。

登録情報

  • 文庫: 208ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/3/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062768410
  • ISBN-13: 978-4062768412
  • 発売日: 2011/3/15
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 256,195位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 移りゆく日々。ちいさな幸せ。 2007/12/26
形式:単行本
橋本さんの作品世界は優しい。ときに繊細といってもいいくらい。
その作品世界の空気が好きで新刊が出れば読む。
私の資質と相容れない作品もあるにはあるのだけれど……。

『彩乃ちゃんのお告げ』は橋本紡らしい作品だと感じた。
小学五年生にして教祖さまの彩乃ちゃんと関わった三人の物語。
何も劇的なことは起こらない。彩乃ちゃんについても、さほど細かくは語られない。
不思議な力もおどろおどろしいものではなく、さりげなく物語のポイントになるくらいの
さらりとした描きかただ。
ひと夏の間、ごく短期間順に関わっていく三人は年齢も性別も違う人たち。
それぞれに心に屈託や悩みを抱えている。それぞれの人が
日常のちいさな出来事を通して彼女の内面に惹かれるようになる。
なにも魔法のようなことは起こらない。けれど、彩乃ちゃんのちいさなアドバイスに
背中をおされることになる。大きく踏み出す一歩ではないけれど、
迷いや不安の渦中からほんの少し行く道が見える。
彩乃ちゃんを通して自分の内面を見つめ直していくようすは、少し苦く、
そしてほほえましい。大人も子どもも、自分と向きあう姿は同じだ。

三話ともそれぞれの味わいがあるのだが、私は第二話の「石階段」がいちばん好き。
じりじりと夏の熱に灼かれながら、ひとりで苦悶し、必死で自分の道を探す辻村君の
青春が眩しかった。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 彩乃ちゃんと言うもう一人の自分 2007/11/17
By
形式:単行本
この物語は、短編三本によって構成されており、それら全て登場人物が異なるのですが、全話に唯一共通して登場する一人の少女、彩乃ちゃんを軸に話が進められていきます。
それぞれの物語の登場人物たちには、それぞれの家庭があり、生活があり、小さな悩みや漠然とした不安、ちょっとした楽しみや何気ない希望、そんな誰しもが持っている気持ちを胸に日々を暮らしています。
そんな彼らの生活の中に、ふと彩乃ちゃんが紛れ込んできます。それによって、少しずつ生活のベクトルが変化し、いらいらしたり、わくわくしたりと心が揺れ動きます。
そんな、人間の気持ちをリアルに描いた作品であると、感じました。
そう、作品全体を見てレビューを書くと、こういった文章になってくるのでしょうが、根本的な部分として、各話のメインに据えられている人物ひとりひとりが、いつかの自分の映し鏡であり、その時々の彩乃ちゃんがまた、自分自身が抱いていて実行出来なかった姿であるように強く感じ、どこか懐かしくもあり、それでいてどこか恥ずかしくもなる小説でした。
好きな人の前ですっぴんが平気になっている自分を悔やむ女性、自分のテリトリーに他者が入り込んで落ち着かなくなる少女、将来への不安や何をしていいかと言う漠然な疑問を抱く少年。
経験したことのない事象について書かれているのに、まるでいつか経験したことがあるかのような擬似的な感覚を抱いてします。
タッチが軽めなので、あまり本を読まない人でも読みやすくはあると思いますが、少し本に慣れた人には、浅く見えてしまう部分も感じそこが残念だと思いました。
それでも、橋本紡ここにあり!といった作品なので、一読して損はないと思います。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「彩乃ちゃんのお告げ」は、3話構成です。
第1話:夜散歩 第2話:石階段 第3話:夏花火

個人的には「夜散歩」好きです。
月光スイッチなどの最近の本で戸惑いがあった私も、今回の本はすんなり読むことが出来ました。私みたいに最近の橋本さんの本に戸惑っていたにはお勧めします。
でも全部を含めて橋本さんなんでしょうが。。
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