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強権と不安の超大国・ロシア   旧ソ連諸国から見た「光と影」 (光文社新書)
 
 

強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」 (光文社新書) [新書]

廣瀬 陽子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

光が強ければ強いほど、その影は濃くなるものだ。
「親日ブーム」に沸くロシア、世界一の産油国となり経済発展著しいロシアを「表の顔」とすれば、「裏の顔」は謎に包まれた部分が多い。
暗殺事件・チェチェン紛争・独裁体制......。これらはたしかに深い闇だ。
しかし、旧ソ連新興独立諸国をくまなく訪れ、体当たりで取材してきた筆者は、翻弄される側の国ぐにからロシアを覗いてみることによって、その"KGB的体質"を明るみに出していく----。
外交においても、ビジネスにおいても、かの国ぐにとの関係が深まる今日、本書は日本人が直視しておくべき「現実」である。

内容(「BOOK」データベースより)

光が強ければ強いほど、その影は濃くなるものだ。世界一の産油国となり、経済発展著しいロシアを「表の顔」とすれば、「裏の顔」は謎に包まれた部分が多い。暗殺事件・チェチェン紛争・独裁体制…。これらはたしかに深い闇だ。しかし、旧ソ連新興独立諸国を数多く訪れ、体当たりで調査・研究してきた著者は、翻弄される側の国ぐにからロシアを覗いてみることによって、その“KGB体質”を明るみに出していく―。一方で今、「日本ブーム」が旧ソ連地域で盛んだ。外交においても、ビジネスにおいても、かの国ぐにとの関係が深まる今日、本書は日本人が直視しておくべき「現実」である。

登録情報

  • 新書: 278ページ
  • 出版社: 光文社 (2008/2/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 433403439X
  • ISBN-13: 978-4334034399
  • 発売日: 2008/2/15
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
CIS諸国におけるソ連時代へのノスタルジー。この地域におけるロシアの昔ながらの専横ぶり。未承認国家の現状。ナゴルノ・カラバフ紛争等にちらつくシロビキ系の影。コーカサスにおける親日シンドローム。CIS諸国と日本との外交のあり方。そして、2012年に向けたプーチン体制の展望などなど。

多岐に亘る豊富な内容をカバーしており、その一つひとつは真に興味深いエピソード。が、いささか雑駁な観なきにしもあらず。全体を通じて何を言いたいのか、ロシアの何を取り上げて読者に伝えたいのか、かならずしもよく分からない。コーカサスをネタにしたエッセイ集のような印象。

内容の7割方がコーカサス諸国そのものの話であることにかんがみると、そもそも『強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た光と影』というタイトルが適切と言えるのか、きわめて疑問。編集の方でもう一工夫あれば、全体としてさらに良い本に仕上がったのでは。
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33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
コーカサスの専門家のはずの筆者が「ロシア」を掲げて新書を出したので、驚いたが、視線は主にコーカサスからだったので、納得した。専門の本というよりも、筆者が現地で経験したことから多くのことが述べられていて、大変勉強になった。すごく斬新な切り口だと思った。また、筆者の武勇伝にも驚いた。良くあんな危険なところで現地調査をしてきたと感心した。前の本も読んでいるが、ずいぶん苦労して書いたんだろうなと、思い、前の本に対しても見方が変わった。旧ソ連に関心がある人、ない人、どちらにとっても、非常に楽しめ、かつ勉強になる本だと思う。あっという間に読み終えてしまった。きちんとした基礎を持つ専門家がこういう一般向けの斬新な切り口での本を出版するのは大変意義が大きいと思う。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
ロシア専門というより周辺国のアゼルバイジャンが一番の専門である著者。これら周辺国から見たロシアの印象を書いている。ソビエトが崩壊してからもロシアによる圧迫は凄まじい。従順な国にはエネルギー供与や一方的にロシアの衛生国として独立を承認しロシアのパスポートを与え軍事的に保護する。反抗的な国にはエネルギー面での締め付けや禁輸、前述した一方的に独立した親ロシア国を反ロシア国の中に誕生させて混乱、紛争を起こさせ、場合によっては軍事侵攻も厭わないなど有無を言わせぬ姿勢が最近のグルジア情勢などからも窺い知れる。

歴史的にロシアに圧迫されてきた国ほどロシアからの圧制をはねのけ自由を勝ち取りたいのが伝わってくるが圧倒的な軍事、経済力、地勢的に近隣であることなどからねじ伏せられ続けている様が伝わってくる。自分の国だから自由にやりたいというのはもっともだし当たり前に日本では思えるがロシアに近く弱小な国ほど自由というのは困難な闘いそのもので
ロシアの大国ゆえの横暴や何事も力で押し切る反感を呼ぶやり方は依然として変わっていないことがよく分かる。
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