誰だって一度くらいは、むかつく行動を目の当たりに
した時「罰を与えられたらいいのに」と思ったことが
あるんじゃないだろうか。
それはタバコのポイ捨てだったり、ひったくりだったり、
痴漢だったり殺人だったり様々だろう。
この物語は、そこらにいる人が突然、犯罪を裁く権利を
与えられる内容である。
といっても単純にではない。
犯罪が起きた場にかけつけ犯人を確保した上で、有罪か
無罪か多数決で決める。
犯罪までとは言い切れないケースもあり、判断は難しい。
ちょうど警察官と裁判官、両方の権利を「中途半端」に
与えられたようなものである。
3話の話はちょっと皮肉が効いていて面白い。
違法行為をしたからといってそれが悪だとは決めつけられない、
そんなメッセージを含んでいる。
自分は赤木さんのように、やたら正義を振り回す人は
どうかと思うが、主人公青田の「こんな面倒なことしたく
ない」という気持ちも少しわかる。
他人の迷惑な行為に腹を立てていたとしても、いざ実際に
自分がその行為を罰するかどうか決める立場になったと
したら。
有罪ですか?無罪ですか?