本書は、全8章からなっている。恋人や夫との関係のあり方を扱った「美しい恋、崇高な愛」、差別やイジメに対する心構えを説いた「人生は戦いの連続」。また「自己責任意識のある人こそ美しい」や「節度ある対人関係とは」では、他人に依存せず、自分自身の行動に責任を持つという、凛とした生き方が提案される。そして「人と国を救うのは文化・美意識」の章では、学校でひとりぼっちになるのを恐れる高校生の相談者に、知性や教養を蓄えることのすばらしさを教えるなど、芸術を愛する著者ならではの回答も見られる。
全編を貫くのは、「何が本物かを見極める目と、自分自身も本物であろう」とする意志を持とうというメッセージだ。これまで歌、演劇、講演などを通して、著者が体現してきた美学は、本書の中にも健在である。若いころから世間の荒波にひとりで立ち向かってきた著者の、豊富な体験にもとづいた回答は説得力十分だ。その力強い言葉は、相談者本人だけでなく、多くの読者の悩みも解消してくれるだろう。すべての迷える人へ向けられた、人生の指南書である。(砂塚洋美)
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堂々と強く主張できる大人がどれぐらい居るだろうか?
変な道徳心や偽善を斬って捨て、世の中には間違った物や人が蔓延していて
その中でいかにまともに生きるかが大事という部分には、目から鱗でした。
宗教について触れているのに、ホモは許されるの?と思ったけど、
美輪さん自身が言っているように「大切なのは、常識ではなく真理を信じること」だから、すなわち、凝り固まった固定概念じゃなく、人の心が
大切だという事なんですね。
10代の女の子の雑誌でカーテンを自分で作ろうという特集があったのを
誉めていて、そういう良いことは良い、悪いことは悪いとはっきり
自分の意見を持っているところがすばらしいと思いました。
いつのまにか、エゴとか世間体、欲にまみれて、何か違うともがいている
時に、自分の強さを思い出させてくれた気がします。
いろいろ経験してきた美輪さんの言葉だからこそ、響くものもあります。
美輪さんは、美しい。(外見とかだけじゃなく)
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