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この本は「潰れた」ベンチャー10社の事例を失敗学に基づき、
レポートしたものです。「レポート」ですよ。
失敗学は学問ではありません。ノウハウです。
「失敗学」について研究する時期はもう終わり、いまはそれを実践する
タームに入っています。工場でラインを動かし始めたことと同じです。
それゆえこの本は学問の本ではありません。「失敗学」というツールを使い、
「特定」のベンチャーの失敗を見抜ことを実践したレポートです。
学問の観点からは目新しいことなどありません。
またこのベンチャー事例10社はほとんど同じような潰れ方をしています。
?テンプレートにすると】
ある技術でちょっとした時の企業となる
↓
社長が強気の戦略にでる
↓
無茶な多角化、無理な営業活動
↓
急激な成長による財務の悪化、供給過剰
↓
破綻
基本はこんな形です。もちろん事例10社全てがこの形に当てはまる
訳ではありません。ですがこのような形が余りにも多すぎます。
さらには会社が売上を水増しし、それがバレて破綻するケースも3件くらい
あったように思います。こんなケースっていくつも要りますか?わざわざ
「失敗学」というツールを使うまでもないでしょう。
実際に「生き残った」会社を「レポート」することが出来ないのは分かり
ます。
「死んだ」会社でないと失敗のレポートなんて書けないですよね。
でももう少しダブりなく選んでほしかったです。
ただ単に、それなりの技術力や社長が発言を多く残した、というだけで
選んだように思いました。
(個人的感想ですよ)
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