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張学良の昭和史最後の証言 (角川文庫)
 
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張学良の昭和史最後の証言 (角川文庫) [文庫]

臼井 勝美 , NHK取材班
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

幽閉生活を送ってきた奉天軍閥張学良が五十五年の沈黙を破った。父張作霖が関東軍に爆殺された事件から、蒋介石を監禁した西安事件までの日中の謎の真相があかされた!(松崎昭一他)

内容(「BOOK」データベースより)

関東軍により爆殺された張作霖の長男、張学良。父を敬愛し、頭脳明晰であった彼はまた、プレイボーイと呼ばれ、西洋人と交流する一面も併せ持っていた。西安事件で蒋介石を監禁し国共合作を迫った張学良は、以来半世紀をこえる幽閉生活を送ってきた。そしてついに沈黙を破り、その数奇な生涯と日中に横たわる謎がときあかされた―。張作霖爆殺事件から西安事件までの日中秘話。

登録情報

  • 文庫: 313ページ
  • 出版社: 角川書店 (1995/05)
  • ISBN-10: 4041954029
  • ISBN-13: 978-4041954027
  • 発売日: 1995/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 165,393位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
 NHKスペシャル「張学良がいま語る」の書籍版。1936年に西安事変を起こして蒋介石を監禁し、第二次国共合作への道を開き全面的抗日戦争を可能にしたものの、その後政治の表舞台から姿を消し、生死さえ不明だった人物が、90歳になってようやく応じた歴史的インタビューの記録である。その頭脳明晰ぶりと衝撃的な証言の数々、政治的配慮から来る沈黙の重さなどから、歴史的記憶を継承するとはどういうことかを深く考えさせられる。特に若い人に薦めたい。
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NHKの底力! 2012/4/4
形式:文庫|Amazonが確認した購入
「事実は小説より奇なり」と言われますが、この張学良氏の生涯はまさに劇的であったことを改めて知りました。 大変な力作。 重要な貴重な記録であり、読み物としても秀逸で一気に読み切りました。 日中戦争にも大変大きな影響を与えた張作霖爆殺事件及び西安事 件、そして<50年>に渡る軟禁生活。 歴史を知ることの大切さを改めて感じます。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
近代の世界史を勉強すれば、張学良が蒋介石を監禁した西安事件は国共合作の経緯となったクーデターとして広く知られています。
もちろん、関東軍のために爆殺された張作霖の息子であるということも知られていますが、1990年のNHKの取材当時、台湾で張学良が存命であったことに驚きました。

NHK取材班は、歴史的証言を引き出すベく、当時90歳近い張学良に3日間のインタビューを試み、その証言に加え、当時の歴史事象と写真で知られざる中国近代史のブラックボックスに光を与えた好著だと思います。

本書は廃刊になり、なかなか入手しづらいようですが、たまたま古書店で見つけ購入し、あっという間に通読しました。その関わってきた歴史の重みが凄まじく、発言ひとつで、近代史の常識が変わるような存在です。それゆえ、彼の語りは、知的好奇心をくすぐり、NHK取材班も果敢に歴史の闇の部分に光を当てようと努力しているのが分かります。

奉天軍閥の張学良はアヘン中毒者として理解していましたが、それを克服すべく渡欧したのも今回初めて知りました。また蒋介石を監禁したことにより、軍法会議にかけられ、戦後も含めてずっと幽閉生活を送ってきたという人生もまた凄まじいものです。数奇な運命をたどり、歴史の大河の中で翻弄された張学良を知ることで、当時の日中関係の問題も浮かび上がってきます。
本書の259ページにも記されていますが、放送後の反響は非常に大きく、番組に対する意見や問い合わせの電話が1週間以上鳴り続けたことで、この証言の重みが理解できることでしょう。

2001年、張学良は100歳という寿命を全うしました。歴史の闇の部分は墓場へ持っていかれたのでしょう。
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