弱小国というか欧州地区における中小国の第1次世界大戦直前から第2次大戦終了後までにたどった歴史に関する入門書。かるく読めるので通勤等には最適。ポーランドは,3度にわたる分割や領土問題についてページをさいており優遇されているかな。この本自体は,全ての国を流して書いています。中小国がどのように戦い外交をくりひろげたかを取り扱うためには,国単位で書籍が2冊はいります(第2次世界大戦・東西冷戦期における中小国の外交と大国に翻弄される日々,社会主義経済圏の政治運動,そしてNATO vs ワルシャワPACTという軍事対立)
この本がおすすめなのは,参考資料が1ページ(280Pにあります)でまとめられている事。興味をもったテーマや国については,この参考資料を元にさらに深く潜り込んでいくための指針となっています。もしユーゴスラビア,EC中小国,トルコ・ギリシア問題,バルト3国,北欧諸国について興味をもちはじめた人は,特におすすめします。
個人的には,これのアジア版がほしいのですがアジアの場合には中小国ってタイぐらいしかないのです。他は,ほとんど植民地でした。悲しい話です。