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5つ星のうち 4.0
サッカーファン必見, 2007/5/6
レビュー対象商品: 引き裂かれたイレブン~オシムの涙~ [DVD] (DVD)
この作品のテーマは、民族・戦争・サッカーであり、オシムを中心に作られた物ではない。だから、それを期待して観ると物足りないと感じてしまうかもしれない。しかし、サッカーファンには非常に見応えのある作品に仕上がっていると思う。
私が一番印象に残ったのは、オランダとの親善試合で、ユーゴ国歌斉唱の時に見せたピクシーの笑顔だ。それを見て私は、悲しい気持ちになった。矛盾している様に思えるかもしれないが、映像を見れば、理解してもらえると思う。
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5つ星のうち 4.0
実録〜旧ユーゴスラビア代表, 2007/7/16
レビュー対象商品: 引き裂かれたイレブン~オシムの涙~ [DVD] (DVD)
ベストセラー『オシムの言葉』に書かれている旧ユーゴまたは旧ユーゴ代表の崩壊を
映像として見れる貴重なドキュメンタリー。
まさに東欧のブラジルと呼ばれた90年代の旧ユーゴのスター達の心境が吐露されている。
ボバン、プロシネツキ、ミヤトビッチ、ミハイロビッチ、サビチェビッチなど選手とその家族が、
そしてイビチャ・オシムがインタビューで当時を振り返る。
人々は民族主義による憎しみに凝り固まり選手、監督にも凄まじいプレッシャーをかけられるが、
さすがだと思わせるのがその重圧に屈しない一流選手達のメンタルの強さだ。
他国と違いサッカーに集中出来ないであろう環境でも、常に前を向く強靭な心は、技術だけでは
超一流になれないサッカーの一端を見る事が出来る。
ただこの作品は互いに国家にブーイングを浴びせ憎しみの言葉をあらわにして衝突するサポーターの姿。
旧ユーゴ代表メンバーのインタビューなどがメインでありオシムがメインの映画ではない。
時期的には2001年頃制作されたものと思われ「オシムの涙」という副題は日本人向けに
後付けされたものであり誤解を招くと思う。なので星は一つマイナス。
しかし内容は素晴らしく80年代後半から90年代のサッカーに詳しい方なら当時のスタープレイヤーの
生の姿を感じられ楽しめると思う。
国歌斉唱時に自国サポーターから大ブーイングを浴び引きつった笑いを見せるピクシーも印象的だが、
個人的には代表時代はオシムに反抗していたサビチェビッチがオーストリアリーグに移籍して
オシム率いるチーム(グラーツ)と対戦する試合前、満面の笑みでオシムを訪れ歓談する様子は
オシムの大きな包容力と壮絶な時代を共にした絆を感じるシーンで印象的。
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5つ星のうち 5.0
歴史を感じるドキュメンタリー。, 2007/10/18
レビュー対象商品: 引き裂かれたイレブン~オシムの涙~ [DVD] (DVD)
まずノーカットであること。NHKで放送された際はカットされた点もあったようですが、
本作品はノーカット。プロシネチキの発言とボパンの発言の違い。ハーフであるミハイロビッチの苦悩。クロアチア対ユーゴ戦を見るオシムの悲しげな目。サッカーに集中できないような環境の中で、ユーゴ崩壊を止めたいという幻想を求めてチームをまとめようとしたオシム。母国スタジアムで国歌が聞こえないような壮絶なブーイングの中で、自分達のプレーをする選手達のメンタリティーの凄さを感じました。かつての仲間、ミハイロビッチとシューケルの笑顔でのハイタッチもじーんとします。後にピクシーが「自分のミスプレーを笑って誤魔化す様な選手を私は許せない。」と言っていたんですが、その言葉に重さを感じます。