亡くなった親友の遺言で弟を捜すことになった探偵の城上と、
辿り着いたバーのバーテンダーの憂里を軸に話は進みます。
何となく手に取ったんですが、面白い。
担当さんからハードボイルド風というお題が出て書かれたようですが、
主人公の城上がいいです。…弱くって。
母親に捨てられたトラウマで破壊衝動が抑えられず、暴力と自傷行為。
大人になったら他人のものを破壊するということで、恋人のいる人を選んだり、不倫したり。
憂里が襲われて助けに入ったらやられて、憂里に介抱してもらうし。
BLのこの手の話って攻はスーパーマンの様ですが、城上はどこか頼りなく、
そこがいいですね。ここら辺がハードボイルド風ってこと?
この作品、しっかり「つづく」で終わるので、2巻目も一緒に購入した方がいいと思います。