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弁護士は奇策で勝負する (文春文庫)
 
 

弁護士は奇策で勝負する (文春文庫) [文庫]

デーヴィッド・ローゼンフェルト , 白石 朗
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

どぎついミステリに飽き飽きしている方へ
殺人の再審に着手した若き弁護士を襲う妨害。事件の背後の巨悪の正体は。爽快で緻密、一気読み保証の快作。これぞミステリの本道

内容(「BOOK」データベースより)

父の頼みで死刑囚の冤罪事件に挑む弁護士アンディ。その矢先に父が急死、巨額の預金が発見された。父の過去に何が?二つの難事件を抱えた彼を襲う陥穽、脅迫、銃弾!だがアンディはくじけない。クセ者ぞろいのチームを率い、裁判も巨悪もひっくり返す秘策を探せ!MWA新人賞候補、一気読み保証の痛快法廷サスペンス登場。

登録情報

  • 文庫: 421ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/4/7)
  • ISBN-10: 4167661608
  • ISBN-13: 978-4167661601
  • 発売日: 2004/4/7
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 707,205位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 ストーリーとしては面白いが, 2004/7/23
レビュー対象商品: 弁護士は奇策で勝負する (文春文庫) (文庫)
リーガルサスペンスの新人として評価を得ているようで、題名にもある通り若い弁護士が繰り出す手立ては確かに奇抜奇策。読んでいる間はページをどんどんめくっていかせるという物語として一級品、読後の印象も爽快。しかし後で振り返ってみると、物語のベースとなる10年前の事件とその裁判があまりにも正当性を欠いている。父親や別居中の妻との問題など、個人的なことも密接に関連していて、首をかしげる事項も多い。複雑な人間関係が絡みあい、奇策が連発されて最後にはつじつまが合ってしまうペリイメースンにはぜんぜん届かないと思いました。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 後半は一気読みのおもしろさ!, 2006/4/3
レビュー対象商品: 弁護士は奇策で勝負する (文春文庫) (文庫)
若い弁護士アンディ・カーペンターは、検事だった父のたっての頼みで、父自身が有罪にした死刑囚の再審を担当する。明々白々な事件としか思えないのに…いぶかるアンディだが、まもなく父が急死し、父が身分不相応な巨額の富を隠し持っていた事を知らされる。果たして父には後ろ暗い秘密があるのか? 再審を担当する事件とも何か関係があるのか?

序盤はもたつき気味である。主人公の個人的な問題(父親の事、妻と恋人との三角関係など)に重点が置かれすぎているし、ユーモアとアイロニーが過剰な文体も、かえって語り口を冗漫にしている。だが、150ページあたりからじわじわとおもしろくなり、公判が始まってからは、宣伝通り一気読みのおもしろさ! 法廷での丁々発止のやりとりを、手放しで楽しめる。ご都合主義なところも、ミステリーとして弱いところもあるが、それでも読んだ後「ああ、おもしろかった!」と素直に感嘆できる。お試しあれ。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 Open and Shut, 2004/12/10
レビュー対象商品: Open and Shut (マスマーケット)
面白い.ニュージャージーの弁護士の法廷物.かつて地方検事だった父に ある事件の再弁護を要請される.被告は28才の黒人,7年前泥酔下で白人女性を殺害した角で死刑判決を受け,その執行が目前に迫っている.父が検事として被告を有罪に追い込んだったのだ.事件そのものはOPEN AND SHUT,数々の動かしがたい証拠から被告の犯行は明らかであった。裁判開始とともに,即判決,という簡単な事件であり,これを覆すのは不可能に思われた.しかし父は事件の裏に何かひっかかるものを感じ,死刑執行が迫った今,息子アンデイに再弁護を要請したのである.事件のあらましを知るアンデイは,この無理な注文に一度は「ノー」と言うが,父の暗黙の気持ちを推し量り,引き受けてしまう.
裁判長は渋々裁判の再開を認めるも,準備期間を4週間に限定する.あまりの短い準備期間に,無理と思いつつも,助手というか,相棒というか,恋人というか,優れた捜査のエキスパートで元警官,しかも相当な美人(らしい.というのも誰もが彼女に見とれてしまうし,親切にしてくれるので,らしい.)のロウリー,彼女が見つけてきたハーバード出のコインランドリー弁護士のケビンの3人で調査を開始する.

ここから物語にどんどんと引き込まれていく.次々と発覚する新たな事実に,こちらも「どうしても早く先を読みたい!」状態になってしまう.
前の裁判で明らかになった,明々白々の動かぬ証拠の不審点は多く見つかるも,被告の犯行を覆す決定的な証拠が見つからないまま,裁判に突入してしまう.しかしここからがこの作者というか,主人公弁護士アンデイカーペンターの凄いところ.被告に不利な証人や証拠を,陪審員をしてあらゆる視点から考えさせ,「裏に何か陰謀が蠢いているのでは?」と思わせる方向に裁判の流れを持って行く.

父の屋根裏で見つけた35年前の父と,今や州の大物になったその友人達の写った古い写真から,色々な過去が浮かび上がってくる.
まあ後は読んでのお楽しみ.星4.5

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