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しかし、この漫画ではあけすけない弁護士、
というよりは一般イメージとしては態度が粗雑で思いやりの無いわがままな弁護士を
主人公として、色々な人間ドラマを描いています。(法律論であったり、法倫理を軸として
ストーリーが進むのではなく、あくまでも人間ドラマが主軸です)
大体において、弁護士を題材(主人公)にしたストーリーは、
分かりやすい善意の弁護士が主人公であるパターンが多いと思います。
しかしこの作品の主人公はは口も態度も悪くひねくれた言動がほとんどです。
(絵のイメージがものすごく北野武とかぶってます)
しかし個人的にはその思考回路こそ偽善の無限ループから抜け出して
本質に迫ることの出来る態度なのではないかな、とも思わされてしまいます。
軽くギャグマンガとしても読めますが、
メッセージ性を受け取りつつ読まないと別に大した面白くもないじゃん、と
言われてしまうかも知れません。
でも、主人公の本質を付いた洞察を一旦受け取る態度で読んで見ると
日常の思考回路にも「ふむ」と引用したくなると思います。
主人公の九頭は決して立派な人間ではない。どちらかと言えば駄目人間。同僚からは弁護士のくずと呼ばれている。
しかし彼は全て本音で事件に挑む。事件の裏側には何があるか・・・。人間はきれいごとではすまされない。時には人の嫌なところをのぞかなくてならない。彼は本当にどうしようもない人間だが、時折見せる優しさもあり、このキャラけっこう好き。
画はお粗末なものだし、まだ1巻しか出ていないのでなんとも言えないが、これからも読みたい作品だ。
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