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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
これはダマされないわ……,
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レビュー対象商品: 弁護側の証人 (集英社文庫) (文庫)
誰かに絶対ダマされるからと言われたはずなんだが、勘違いだったかもしれない。第11章も素直に読んでしまって、最終章にどんでん返しがあるのかと思った。 終わってしまってアレ?ってかんじだった。 物語自体はけっこう面白く読めるが、 綾辻、折原、我孫子、森あたりの熱心な読者ならまずダマされないと思う。 昭和38年の作品ということで、歴史的な価値はあるのかもしれない。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
読み巧者にはおススメできない,
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レビュー対象商品: 弁護側の証人 (集英社文庫) (文庫)
自分が読み巧者だというつもりはありませんが、わたしのようにある程度ミステリを読んできて、(あえて伏せますが)◯◯トリックが何かということをわかっている人には薦められません。 最近ミステリに興味をもったけど古い時代の作品を読みたいと思う若い人には良いかも知れません。 前述の〇〇トリックについてはかなり早い段階でわかってしまう確率が高いので、 あとは結末の転がりかたにしか興味がなくなると思われます。 犯人が誰であろうと結末は作者次第でいかようにも変わりますから。 なので結末には触れませんが、それも☆の数で察せられてしまうでしょうか。。 作品自体は読みやすく、時代背景を考えてもわかりにくい文章はあまりありません。 わたしが生まれる20年近く前の書かれた当時に読んでれば感銘を受けたと思います。
19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
洗練された騙しの手並み,
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レビュー対象商品: 弁護側の証人 (集英社文庫) (文庫)
叙述ミステリの古典的名作ということで、読む前の期待値は、いやが上にも高まるわけですが、今回読んでみて、その期待を裏切らない、傑作であると感じました。 とはいえ、とりたてて意外性満点の真相というわけでもありません。むしろ、 その真相が開示されるまでの過程で、作者が魅せる、さまざまなテクニック ――読者を誤導する構成、巧緻な伏線、騙りの技巧が施された会話――こそ が読みどころであるといえます(さすがに、1963年に発表された作品なので、 風俗や会話などは古めかしいですが、それはそれで味わい深いですし、そも そも、本作は、プロットを読ませることを主眼にしているので、経年劣化の弊害 とは無縁、ともいえるでしょう)。 なので、本作を読了されたら「序章」だけでいいので、ぜひ再読してみて ください。初読の時には見えなかった光景が、眼前に広がると思います。 また、本作は、そうした叙述トリックばかりが取りざたされがちですが、 タイトルとなっている「弁護側の証人」に込められた意図も見逃せません。 普通なら、絶対に「弁護側の証人」になることはないある人物が、無実の 被告を救うために証人台に立つという趣向は、社会派的なテーマとして 普遍性があるだけでなく、法廷における起死回生の逆転を劇的に演出 することに成功しています。 大富豪の放蕩息子に見初められたヌードダンサー――という現代のおとぎ話の フィナーレは、ビターではあるものの、決して読後感は悪くなく、清々しい余韻を 残します。
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