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弁証法―自由な思考のために (中公新書 322)
  

弁証法―自由な思考のために (中公新書 322) [新書]

中埜 肇
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登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (1973/04)
  • ISBN-10: 4121003225
  • ISBN-13: 978-4121003225
  • 発売日: 1973/04
  • 商品の寸法: 17.6 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 226,807位 (本のベストセラーを見る)
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By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
弁証法というとヘーゲルとマルクスの名、正・反・合の三段階、止揚、アンチテーゼといった用語を思い浮かべる人が多いと思うが、自身がヘーゲル研究家である中埜氏は、弁証法は決してヘーゲルやマルクスの専売特許ではないと主張する。まず言葉の多義性に立ち返り、「弁証法」の語源であるギリシャ語の「ディアレクティケー・テクネー(問答術)」を原点とし、弁証法の本質をI.言葉の問題、II.対話と弁証法の構造、III.弁証法の精神の三節を設けて整理する。そして哲学史において弁証法が現実にどのように現れ、展開されてきたのかを解説する。まずギリシャ哲学におけるソクラテス以前のあり方。そしてプラトンとアリストテレスにとっての弁証法。そしてそのヨーロッパ中世への影響。近代におけるカントとフィヒテ。そしていよいよヘーゲル哲学とそのアンチテーゼたるマルクス・エンゲルスとキルケゴールが俎上にのせられ、検討は弁証法神学、反弁証法にまで多岐に渡る。
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