本書は建築関係者はもちろん,一般の人にも十分役に立つ建築ガイドブックだ。紹介しているのは歴史的建造物から近代的建築まで,538作品。地図と写真,解説のほか,延べ面積や竣工年などの基礎データも網羅する。関西建築界の動向から関西で活躍している,あるいは活躍していた建築家に関する論評,歴史や政治,人物から見た大阪・神戸の建築など,充実したコラム欄も十分読みごたえがある。エリア別,設計者別,作品別,用途別にそれぞれ索引があり,例えば気になる建築家の作品を調べる,といった使い方もできる。
同シリーズには、この大阪・神戸のほか東京,京都,北九州編が発行されている。建築ウォッチングに興味をもつ人には必携の案内書だ。 (ブックレビュー社)
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登録情報
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大阪・神戸は、近現代の面白い建築が多数残っている土地だ。ただ街を歩くだけでもさまざまな発見があるが、本書のようなガイドに目を通してから訪れればいっそう理解が深まる。地図は見やすく、目指す作品を容易に見つけることができる。
もちろん、本書発行後に取り壊されたり、形を変えてしまった建物もある。それはそれで考えさせられるものがあるだろう。そして、このガイドに載っていない新たな建築が日々生み出されており、それらを自分で地図上に付け加えていくのも楽しみの!ひとつだ。
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