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建築が教育を変える―福井市至民中の学校づくり物語
 
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建築が教育を変える―福井市至民中の学校づくり物語 [単行本]

しみん教育研究会
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

異学年型教科センター方式、クラスター、70分授業、学びの痕跡…新しい学校のスタイルを包み、学びと生活が融合した「柔らかい学校建築」とは?教師、行政、設計者、研究者から、地域、保護者、そして子どもまでが一体となって取り組んだ学校づくりの軌跡。

登録情報

  • 単行本: 194ページ
  • 出版社: 鹿島出版会 (2009/11)
  • ISBN-10: 4306045390
  • ISBN-13: 978-4306045392
  • 発売日: 2009/11
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By mitani3
形式:単行本|Amazonが確認した購入
教育現場のカタチは、われわれが子どもの頃と何も変わっていない。

建築然り、授業形態然り。

それらほとんどは明治の時代に定められた、そのままだ。

この本では、意図を持って学校教育のカタチをデザインし、実践しようとする福井県での挑戦が見て取れる。

この挑戦を傍観する時間的余裕は、もう日本には無いはずだが…
このレビューは参考になりましたか?
By マルチちゅ トップ1000レビュアー
形式:単行本
 今の学校建築が本当に教育に適合しているのだろうか?こんな問いを発すること無く、私たちは教育を受け、そして教育について語っています。本書で紹介される福井市立至民中学校は、従来の学校建築のスタンダードを斬新に乗り越え、そして教師と生徒とが共同で意見を出し合って設計されたものです。そこでは従来の教育とは違った教育のあり方が見出されています。
 至民中学校の最大のポイントは異学年型教科センター方式です。1、2、3年生ごとに分けるのではなく、それぞれの学年を4〜5の「クラスター」にわけてクラスターごとに縦に統合します(至民中学校は4つ)。そしてそのクラスターを各教科、国語、英語、数学、理科、社会のフロアに教員ごと配分するのです。行事やHRは各クラスターごとに行い、教科の学習はそれぞれの教科スペースに移動して授業を受けます。従来の一つの教室に縛り付けられるスタイルとはまったく違い、「一つの学校の中に4つの小さな学校をつくる」この取り組みは十分斬新であると言えるでしょう。その効果のほどは本書を読んでのお楽しみですが、生徒の学ぶ意欲に枷をはめないためには、学校建築のあり方も重要であることを思い知らされます。
 ただし、建物だけが新しければいいわけではありません。教師の教え方も従来の一方的な詰め込みではなく、生徒の自主性を引き出すようなものに移行していかなければ、新しい学校建築のスタイルを生かすことはできないのです。また、それは生徒やその保護者らの参加、合意が欠かせません。至民中学校のすごいところは、これら全ての人々を巻き込んで、ちゃんと合意形成をしているところです。このプロセスが何より大きいのではないかと思います。現在の行き詰まった教育に変わる、新しい教育の姿が垣間見えるそんな本です。
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