ここのところあまりチェルノブイリに関する噂を耳にしないので
多少気になっていたところにこの本が出版されたので即座に手に取り購入。
あの世界中を震撼させた恐ろしい大事故から20年以上の時が流れてしまった。
住民たちから捨てられ抜け殻のようになった街だが、たわわに実った通称「毒リンゴ」
や撮影兼著者が落ちていたものを拾おうとすると管理者から危険だからダメと警告
される事故当時の恐怖が続いている事実。
風雨にさらされ建物が朽ちていくのはしょうがないなあと写真を見て思ったが、
引出が開けられ中身が無造作に散乱していたり、ベッドのクッション・布団が持ち去られ
スプリングが丸出しになったいたり、便器が破壊されその脇に人形が落ちていたりする。
確か、よほどの事がない限り外部の人間は街に入って行けなかったはず、明らかに
人為的なもの(火事場どろぼう)の仕業と見受けられる、命知らずの連中だが
今頃どうなっていることやら・・・・一寸心配になった。
多分世界最大の廃墟でこの写真集はそういった廃墟写真マニアや探検マニアの心を
くすぐると思う、個人的にはあるアパートの壁にブザーを押す黒い影の写真が気になった。
侵入者のいたずら?それとも住人が子供のために描いたイラスト?
広島・長崎の原爆で爆死した人の影が焼きついたのを思い出した・・・・・。