面白くない訳ではないのだが、正直、ベタ褒めするような面白さはない。
他に賞取ったから、大賞に推しましたと言う感じがしないでもない。
ホラーの装飾をした三兄弟の話なのだが、途中で展開が読めてしまった。
筆者本人もハートフルな物語にする気はないだろうけど、ラストは……微妙だった。
捻りがないし、そのまんまのオチ。
審査員受けする作者なのだろうけど、読者に受けない気がする。少なくとも、私はこれをホラーと言われても納得しない。ホラーが読みたいという人は絶対に止めた方がいい。
家族劇を異様な家業と言う包装で覆っただけ。
あと、微妙に文体が読み辛い。
これを読むくらいなら、同じ回の粘膜人間の方をお勧めする。そっちの方が読みやすいし価格もお手ごろなので。