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庭の旅
 
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庭の旅 [単行本]

白井 隆 , 白井 温紀, 小林 庸浩
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

若い頃、アメリカで映像関係の仕事で成功していた著者は、ある日ふいに疲労と徒労感に襲われ、すべてを引き払い、ロンドンに家を借りて住みます。ゆっくりと流れる時間の中で、自然と触れ合い、自然体で生活することにより幸福を取り戻していきます。

暮らしを構成しているのは、人と時間、自然、そして構造物。そのいずれかに片寄ることは、人が本来求めている姿ではないのではないか……。 「人はハコに暮らすのではなく、『人は庭園に暮らす』と考える。その全体を庭として計画することを通して、施主の求める幸福な景色を造ることはできないだろうか」 (まえがきより)

本書は、「庭」を暮らしの場全体を計画する方法としてとらえた、まったく新しい視点の本です。 庭というと、建物の付属品のようなイメージがありますが、本書では、こんなとらえ方があったのかと思ってしまう切り口で、著者が国内外のさまざまな「庭」を訪れます。 新しい庭・古い庭、個人の庭・公の庭、日本の庭・海外の庭 ……。

形はさまざまでも、そこには、その土地、暮らしに根ざした文化があり、そして息づいています。 幸福な暮らしとは何か、豊かさとは何か。その答えを、美しい写真とともに、一緒に旅をして探してみませんか。 巻末に、一般公開施設の情報掲載。

内容(「BOOK」データベースより)

イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫妻が各地の庭を訪ねるなかで見いだした人と自然がともに生きる生活。

登録情報

  • 単行本: 255ページ
  • 出版社: TOTO出版 (2004/06)
  • ISBN-10: 4887062389
  • ISBN-13: 978-4887062382
  • 発売日: 2004/06
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
最近の建築関係の本なんかを読んだりしていると、建物があたかも建築家の自己表現の手段であるかのように感じることがあり、自論ばかりが先走る独りよがりな閉塞感に辟易することさえありました。

しかし本書では、「ランドスケープ・デザイン」という概念に遅まきながら気付かされ、より大きな新たな視点を手に入れたように感じさせてもらうことができました。ランドスケープ・デザインは、建築物とそれらを取り巻く自然環境を結びつけ、人間が自己完結的に住むということより、人間が生きることやさまざまなものと共存することを対象にしているように思えたからです。

さらに著者からは「地元学」という、フィールドワークを通じた研究分野の存在も教えられました。庭園都市計画家と称する著者はランドスケープ・デザインに地元学を導入することによって、自然と人工を調和する外観的な美しさのみならず、地理的地域性や歴史的郷土性といったデザインの裏づけをも取り込もうとしているようです。(もしかしたら、ガーデンデザイナーであり本書のイラストを描いている奥様が美しさの部分を主に担当し、その背景となる裏づけを著者が担当するというコラボレーションで造園をなさっているのでしょうか?)

残念ながら、本書では著者の仕事ぶりはまったく紹介されませんが、きっと素晴らしい成果をあげているのではないかと思えてなりません。こういったところにも、自己主張の強い建築家とは対照的な謙虚さを感じてしまいます。

とにかく、このような視座でもって、現存のリゾートホテルや森の中の小さな家や庭や公園などが多くの美しい写真と敷地のスケッチと共に紹介されるのですから、本書のページをめくることは至福の喜びでした。近くにある昭和記念公園には早速出掛け、気持ちを新たに接してみたりもしました。本書は雑誌BE-PALの連載をまとめたもののようですが、著者の続編を期待しています。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
イギリス滞在経験のある著者が、日本や海外の庭、そのトレンドをどのように考察しているか興味があってこの本を手にとりました。

露地草庵や京都東山の造園は庭そのものの話として興味深いですが、それにも増して、「人間の生活と自然が共存する場としての庭」という視点に大きく感銘を受けました。90年代から流行しはじめたイングリッシュガーデンにしても、本来は「愉しみの庭」ではなくて生産の場であったという視点、そしてそれは日本人が古来から自然と関わりあって生きてきた姿勢と重なり合うというメッセージに共感しました。

写真も多くページをめくるのが楽しい。登場する人たちや庭が魅力的で、関連する他の本も読んでみたいしその場所に行ってみたいと思わせる。著者はあとがきで「『庭の旅』は終わらない」と述べていますが、読後に「庭」から思索の旅に出てみたいという読者も多いと思います。
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
思った以上の厚みと重さの 立派な本でした。
写真掲載ページがほとんどなく5分の4が文章(エッセイのような?)です
(大半が日本の田舎の庭についての事)
著者の庭へ対する情熱や思い入れが深く書かれていて、
庭師さんを目指している方などには興味深い内容かも。
昔ながらの日本家屋や田園風景、田舎の庭は素敵だと思いますが、
個人の庭好きさんには、内容が深過ぎてお勧めできません☆
(似たような内容や言葉が 何度も繰り返し出てくる感じで くどいと感じるかも・苦笑)
一通り目を通しましたが、今後開く事はないのでは・・と思います。
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