■『座頭市』(ざとういち)■兇状持ちで盲目の侠客である座頭の市が、諸国を旅しながら驚異的な抜刀術で悪人と対峙する、アクション時代劇である。
1962年に勝新太郎主演で大映によって映画化されて以来、26作品というシリーズが公開され、現在でも国内はもとより日本国外にも多くの根強いファンがいる。
1974年には、同じく勝主演でテレビドラマ・シリーズが勝プロダクションによって製作された。作風は現在の時代劇に比較するとバイオレンス色の濃い娯楽時代劇であるが、同時に、勧善懲悪という単調な枠では括れない「人情」や「人間の業(ごう)」を描いた脚本が多くの人々を魅了し、キューバのカストロ前議長も座頭市シリーズの熱心なファンとして知られている。
主演の勝新太郎は、映画版、テレビシリーズともに監督業も兼任するようになり、役者としてだけではなく作品の製作に深く携わった。座頭市は勝自身の哲学や思想を投影したライフワークとも言うべき作品である。
フリー百科事典『Wikipedia』より抜粋
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