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座右の山本夏彦 (中公新書ラクレ)
 
 

座右の山本夏彦 (中公新書ラクレ) [新書]

嶋中 労
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「人間というものはいやなものだなあ」―そう思いつつ死の間際までペンを握り続けた当代随一の毒言翁。似非正義を嗤い、今人の独創を戒め、古人の言に倣った賢人の金言の数々を一冊に。

出版社からのコメント

「人間というものはいやなものだなあ」。そうは思いつつも死の間際までペンを握り締め、憂き世に警鐘を発し続けた当代随一の毒言翁、山本夏彦。書いて書いて書き、至言の数々を遺した。「まねてまねてまねせよ」「理解はだから能力じゃない、願望なんだ」「未熟な子供のなぜはなぜではない」等。似非の権威による正義を嗤い、今人の独創を戒めて古人の言に倣わんとする名コラムニストの「清冽なる毒舌」を、指針無き現代人に贈る。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4121502620
  • ISBN-13: 978-4121502629
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 229,494位 (本のベストセラーを見る)
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By tabopapa トップ1000レビュアー
形式:新書
夏彦の精神を伝える入門書的な本として読んだが、論じる内容によって好き嫌いがはっきり
別れると感じた。本人も万人に好かれること等さらさら望んでいないから問題ない。
ただその主張には物事の本質をえぐりだす様な面があり、現在を考える上でも役に立つ部分が
ある。面白い人物である事は間違いなく、折にふれてその意見に触れていきたいと思う。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
単細胞といわれるのは覚悟の上で、自分はやっぱり山本夏彦とか、藤原正彦が好き。

この本は、山本夏彦の代表的な名言を、嶋中労氏が編集したもの。
池波正太郎の生前の発言の数々を、その書生?たちが編集したものが巷にあふれているが、まあ、それと同じようなものである。

とにかく私は、朝日新聞に代表されるような、弱者の味方を気取ったインテリの正論ってやつに我慢ができないのだ。
自分の権利ばかり主張して、まともに働こうとしない左翼連中が、子供の頃から身近にいて、ウンザリしていたというトラウマ(嫌いなことばですが)のせいでもある。

「わが国の悪口を言っている教科書なら、それは悪いにきまっている」
「汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼす」
なんていうのは、山本夏彦の真骨頂ともいえる代表的名言。

「相田みつをの「にんげんだもの」を見ると私はぞっとする」
「ワイロは浮世の潤滑油である」
「職業に貴賎なしというがウソである(パパラッチを見よ)」
なんてあたりも好きですね。

まずは、山本夏彦をご存じない方は、その入門書として本書をどうぞ。
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
夏彦翁の文章をとことん味わいつくすには、少しばかり条件がある。教養である。深い教養がなければ、味わうどころか逆に誤解してしまう。古今の古典、儒仏老荘、ギリシャ、ローマ。それらすべてを総動員して初めて理解の端緒につく。文章は余計なものを削ぎ落としたシンプルの極致。誰にでも書けそうに見えるところがくせもので、どこを切り取っても「書けるもんなら書いてみろ!」の気合が横溢している。真の読書家を自任するなら、夏彦翁の文章を正当に評価できなくてはいけない。人を動かす文章というのはどういうものか、瞬時に理解しなくてはいけない。作者の嶋中氏は夏彦翁に心底ほれ込んだのであろう。思想にしろ文体にしろ、夏彦に瓜二つである。夏彦翁は「まねてまねてまねせよ」といった。独創なんてものは、ずっとその先にあるという。山本夏彦の入門書だというが、夏彦のエッセンスはすべてこの本の中に詰まっている。スルメみたいに精読玩味するといい。
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