文房具屋によく通う私からみて、文房具屋さんには悪い人がいないのではないかと思う。
洋服屋さんのように似合わないものを無理に褒めてすすめたり、電気屋さんのように高いものを押し付けたりということがないのではないか。
と書いてみて、しかし、普通文房具屋さんは、あれこれと勧めたりはもともとしないのだ、と気が付いた。
そして、普段は無口にレジなどに専念している文房具屋さんの店員さんが、珍しく、自分のお勧めをしゃべってくれるのが、この本である。紹介されている品物の種類が多く、一つ一つのコメントが短いのがいい。分類もいい。
必ずしもコメントの全てが的確でなくてもいい。一つの参考になるだけだから。何しろ、文具好きは、こういう本がなくても、まずは試したくなる人種である。これを買うと、使いたくなる文具がまだまだたくさんあるなぁと楽しくなる。