ポッド、ホミリー、ちいさなアリエッティのクロック一家は小人の3人家族。床下に住居を構え、「人間(ニンゲン)」から食べ物や生活用品を「借りて」暮らしている。マッチ箱で作ったタンス、郵便切手の絵画…。頭をはたらかせ、日常のなにげないものをリサイクルして使う「借り暮らし」の様子は読んでいて本当に楽しい。こんな例もある。「ホミリーが“朝のぶらつき”用に、手袋の指2本分で、トルコ風半ズボンを作ってくれたこともありました」
しかし長い間続いた「借り暮らし」生活も、古風な家に1人の男の子がやってきたことから一変する(しかもペットの白イタチまでやってきたのだ!)。好奇心旺盛なアリエッティはその男の子に姿を見られるという、もっとも致命的なミスを犯してしまう。はらはらする冒険も交えたこの魅力たっぷりの物語、語るはお話し上手なメイおばさん。実は何十年も前にあの家で「借り暮らし」していた張本人と思われる、男の子のお姉さんである。 --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。
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64 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
無くしたものは、借りられたもの,
By カスタマー
レビュー対象商品: 床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫) (文庫)
かりぐらしとは、人間の持ち物を借りて(持っていって)暮らしている小人たちのことです。この本は、かりぐらしたちのお話の最初の本。私は、これを読んで以来、何かを無くしたときは、小人たちが借りていったのかもしれないと思うようになりました。自分の家の床下に、こんなに楽しい小人たちが居たら、とても素敵なことだと思います。大人も、子供も、かりぐらしと友達になりたいはず。シリーズで数冊ありますが、この本が一番、かりぐらしたちの楽しい生活を間近で見ているような気分になります。ほんとに、おすすめ。
39 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ちいさなファンタジー,
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レビュー対象商品: 床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫) (文庫)
この本は、ファンタジーに分類してもよいと思いますが、魔法が出てきたり壮大な話だったりするわけでもありません。 床下なんかに、とっても小さな人たちが住んでいて、人間の持ちもの 安全ピンなどを「借りて」暮らしている、という物語です。 小人達は、人間に「見られる」ことを最大の恐怖として生きているので、その 生き様はなかなかスリリング。本当に、家にいるような、そんな身近な感覚
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アニメに違和感があった方は一読をお勧めする。,
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レビュー対象商品: 床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫) (文庫)
「借り暮らしのアリエッティ」をみて、判然としない部分が多々あり、原作を購入しました.アニメの翔は、原作では9歳の男の子。父親のポッドは家主でねたきりの婦人に毎晩、話し相手になっていたり、アリエッティが安全のために外に出してもらえない境遇であったり、初めて「借り」にでたアリエッティが初めて人間の男の子の実物に出会い、長々と話し込むシーンなど、原作では人間と小人の世界感の大きな違いがアリエッティ視点でしっかりと描かれています。アニメでは唐突な感じがする翔とアリエッティの会話のシーンも原作をよむとなるほどと納得できます。いろいろな物がなくなることでメイドがやめさせられる事件があったことなどから、お手伝いが小人たちを「泥棒」として追い出そうという心理もよくわかります.ただ、海外の古典童話という範疇をでない作品なので、児童文学の好きな方や、アニメがらみで読まれる方以外には退屈かもしれません.
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