著者は、床ずれ博士、とのタイトル通り、瘡(じょくそう)を専門に研究・実践をされてきた医師です。
でも、本書は、床ずれのことだけについて書かれた本だと思っていたら、在宅介護のイロハから始まり、介護現場の問題など、在宅介護全般についての入門書です。
介護保険の解説、ケアマネージャーの選び方、道具の借り方など、初心者向けの情報が、たいへん読みやすく書かれています。
知りたい情報がちりばめられていて、実際に在宅介護にあたっておられる方だけでなく、漠然と不安を感じるといった方への”予備知識”としても、とても役に立つのではないか、と思いました。
介護への不安は、一部の方だけのものではありません。社会全体で関心をもって取り組んでいくことが、安心感につながると思います。
もちろん「床ずれ」についても、第一人者の著者が、的確にポイントを解説されているので、悩む人にとってはたいへんに参考になると情報だと思います。