クライアントと、クリエイティブ(制作部)の
板挟みに遭うポジションで、
営業はどう立ち回るべきか解説した本書
営業という立ち位置にいなくても、
客先と話す機会が多いなら、ためになる話がみつかるかもしれない。
相手を理解する=本質を理解する。
ブレないスタンスを決める。
ドンブリ勘定のスキル→詳細への落とし込みに繋げる。
引っかかりやコブが無く、"払いたくなる見積書"など気になる箇所がある。
■お薦めしたい対象者、こんな環境にいる方
* 仕事の話が突然変わる
* ペンディングになる
* 頓挫する
* ポシャる
* あんなに急いでいた相手から連絡が途絶える
* 振り回されている
* 広告業界の営業を目指している
深いノウハウではなく、あくまで現在のポジションに至った"経緯を紹介"
しているだけなので、営業の特別なスキルを学ぼうとする人には弱い。
結局は、人と人のコミュニケーションに行き着く話であり、
良い営業(稼ぐ営業)と、悪い営業の違いは何なのか、
といった視点からの考察もあるのだが・・・
社長語録集が流行っていたのもあり、
その営業版か・・・ という印象だった。
誰々社長の講話の場合、自分の身に置き換えられなくても、元気は貰える。
しかし、本書では、「明日から営業をがんばろう!」となる
エネルギーは充電できないかもしれない。
エグい見積書の書き方が載っている実用書でもない。
クリエイティブな視点での書籍は多くあるが、
営業の目線では類書が少ない。本書の価値はそこにしかない。
登場する本人たちでしかなし得ないシチュエーション色が強い。
だが、そこから僅かながらに、営業の特性をすくい捕れる。