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広告会社は変われるか―マスメディア依存体質からの脱却シナリオ
 
 

広告会社は変われるか―マスメディア依存体質からの脱却シナリオ [単行本]

藤原 治
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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広告会社は変われるか
戦後、マスメディアとともに発展してきた日本の広告会社だが、インターネットの出現、グローバル化の進展などを受け、大きく変化しつつある。30年以上、広告業界に身を置き、電通総研前社長を務めた著者が、今後の広告会社のあり方を提示する。

まず、広告会社を取り巻くメディア、広告主、消費者という3者の現状を解説する。特にメディアは、双方向性を持ち、時間的・空間的に制約のないインターネットの台頭によって大きく変貌を遂げつつあると指摘する。広告会社はスペースを押さえることで強みを発揮してきたが、無限に拡大し、所有者もいないインターネットではそれもできない。マスメディアと対極の性質を持つインターネットの普及によって、広告主の間では宣伝部が凋落する。消費者は“個化”が進み、マーケティングが効かなくなる。広告会社の経営は本質的な転換が必要だと分析する。

著者は、広告会社は今後、CRM(顧客情報管理)の技法を駆使する必要があると指摘する。消費者の個人情報を集積し、確実な購買者層に有用な広告を届けることが求められるようになるからだ。広告会社に共通する経営課題として、R&D(研究開発)戦略、組織論、人材育成などについても著者の考えを示す。


(日経ビジネス 2007/05/07 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

戦後60年間、マスメディアとともに発展してきた日本の広告会社。しかし急速に進むグローバル化とネット化の大波を受け、真の変貌を迫られている。インターネットの巨人となったグーグルの脅威、地デジ放送の開始、世界的M&Aの盛隆…。果たして、日本の広告会社は勝ち残れるか。電通総研・前社長による渾身の提言。

登録情報

  • 単行本: 191ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2007/2/17)
  • ISBN-10: 4478550212
  • ISBN-13: 978-4478550212
  • 発売日: 2007/2/17
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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42 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Nori
形式:単行本
著者が電通総研社長を務めていたこともあり話題になっていたので手にとってみたが、前半の歴史的背景をまとめた箇所は非常に素晴らしい反面、ご自身の意見になると途端に理解に苦しむ記述で埋められている。例えば、広告会社を「自己商」として、媒体料金の開示をする必要はないといった「自己中心」的な記述。広告会社にとって今必要なものが、個々人に合わせた広告を配信するためのCRMやeプラットフォームだとされている点。これらは世の中の動きとGoogleをはじめとする新しい広告サービスが提供する価値への不理解があるとしか思えない。正直なところ、この記述が(辞められたとはいえ)広告業界のど真ん中からの発言であり、かつこの本を素晴らしいと取り上げている広告業界関係者のブログやコメントを見ると、むしろ「広告会社は変われない」ことを「広告会社」の人間の思考回路、といった点から露呈させてしまう本なのではないだろうか。そういった意味では非常に危険な本でもある。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
今、広告業界、メディア環境で起こりつつあることを

何の創造性、想像力もなくただ論理的に帰結させていくと、

こういう内容になりました...という印象。

まあそれは言い過ぎかも知れないが、どうやら話題になっているらしいということと、

「電通を辞めたからこそ書けた本だ」という序文を読んで気持ちを高揚させ望んだ分

拍子抜け抜けしたのは確かだ。

ただ、「R&Dへの投資を増やせ」というくだりで著者が意図していることが、

電通のようなメガエージェンシーが、Googleのエンジニアのようなとびきりの天才達を大量に囲い込むことによって自社内で作り上げた"ネクストGoogle"により、自らを内側から破壊してしまえ!

という意味なんだったとしたら、それは良い提言だ。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:単行本
タイトルは重要なので手にとったが、期待はずれであった。著者の主張は、新しい時代での広告は、eプラットフォームでのカストマズド・アドになり、そのためにはデータマイニングに基づいたCRMが必要とのこと。Googleなどでの新しい広告形態がどのような影響をもたらし、その意味するところについての分析が弱い。もっと統計に裏付けられた分析、情報技術の動向などを押さえた上での洞察が欲しい。多分著者がeプラットフォームと一言で片付けたところに考察がいるのだと思う。この本の分野は重要なので更なる考察を著者を含めた識者に期待したい。
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