あーうっかり手を出してしまいましたが、あー
きました。『キスブルー』的ひりひり感。
高校生と大学生ですが、子供の危なっかしさが伝わってきて
同時に無力な、いたたまれなさとかも湧き上がってきます。
木下さん本当にこういった感情を扱うのが上手な作家さんだなーと
思います。優しいだけじゃないふとした表情に見える感情の陰りとか
人間って一つの思いだけで動いてるんじゃないなーと気づかされます。
すごいなぁ。
『キスブルー』みたいな切ない話をお求めの方にはオススメです。
勉強はできないけれど優しくて素直な宙。そんな宙を大切にして勉強も見てあげる哲弥。
宙は家庭で甘やかされることがないので、哲弥の優しさに安心感を覚えています。
哲弥は宙への感情が、優しさだけでない事を自覚し宙から離れる決心をします。
携帯番号だけを宙に残して。
口絵のチビ時代の二人がまた、いいです。
あぁ、でもリョウちゃんみたいないい友達がいるのは、ほっとするところですね。
ただしっ!ものすごく続きが気になるところで終わっておりますので、
耐えられない方は『第二夜』が出てからの購入をオススメします。いや、マジで。