新機軸の連続で全く衰えを見せない大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第53巻。本巻の執筆者は百戦錬磨のダールトンとマールです。青い微光を発するエネルギー・バリアが覆う、ブルーの星系アコン帝国のバリアを突破せんと策を練るローダンだったが、逆に彼らは地球への積極的攻撃を画策していた。
『幽霊艦隊現わる』クラーク・ダールトン著:突然アルコン第三惑星からの連絡が途絶える。第三惑星に急遽派遣されたグッキーが掴んだ衝撃の事実とは、アコン人の手によってアルコン第三惑星は一万五千年前の昔に戻され、3万隻のアルコン幽霊艦隊が地球へと進軍していたのだ。地球に絶対絶命の危機が迫る。『パッサの偽神』クルト・マール著:宇宙社会開発課課長ナイク・キントと部下のロン・ランドリーの活躍を描く第2弾。惑星パッサには知性を持つヘビ、名付けてエヴァグリーンと呼ばれる種族が住んでいて、彼らの脱皮する皮が地球には貴重な輸入品になっている。地球とは良好な関係が保たれていたが、最近になって彼らが皮を寄越さなくなった。地球からの植民者数名の死体が発見され、行方不明者も増えてきた。年間千五百億ソラー(銀河通貨)の利益の損失は大きいので、地球からロン・ランドリーとラリー・ランダルが調査に派遣される。どうやら銀河商人が暗躍しているらしい・・・・。
ローダンはアルコン第三惑星にある時間転換機の破壊に活路を見出します。グック少尉は、ふらふらになる程の活躍を見せてアコン船の内部に爆弾を仕掛けます。後半では、新たな異形の怪物カエルグマが現れ、第三課のロンはハンマーで必死に対処します。高慢なアコン人と諦めを知らないテラナーとの対決の行方は如何に、銀河の命運を賭けた戦いはますますオーヴァーヒートしてゆきます。