「幽霊シリーズ」第20弾、初の長編小説ということです。言われて見れば、今までは短編集ばかりだったような気もします。
この「幽霊法廷」では、夕子が大活躍します。
宇野警部の方は、被疑者を射殺してしまって悩んでいます。
そんな彼を慰めるように二人で旅行に。その際、夕子の友達ペアも一緒の筈だったのですが、誘拐されてしまいます。誘拐犯からの要求事項は、宇野警部が被疑者を射殺した事件の再調査でした。
この事件には、独裁の社長と二人の息子と言う会社で起こった殺人事件です。二人が殺されているのですが、どうも動機がはっきりしません。
捜査が進む内に、関係者がすべて「劇団」に関係していることが解ってきます。
今回は、夕子の縁談話があり、その見合いの席を偵察に行った宇野警部が、ワインを飲みすぎ酔いつぶれてしまうというシーンもあります。
40歳男性と女子大生カップルならではの逸話ですが、実は、これも事件に関係してきます。
一週間の期限を切られた再捜査。無事に解決出来るでしょうか。
今回は、なかなか楽しめる作品になっています。