ミステリー書店シリーズ第4弾。
シリーズを重ねる事に、幽霊探偵のジャックとペネロピーとの絆が深くなり、最初は会話する事しか出来なかった2人が、ペネロピーの夢の世界でジャックが生きていた時代を体験できるようになります。
そうする事によって読者もジャックの時代を楽しむ事も出来るし、現代のペネロピーの時代を楽しむ事も出来るんです。
ペネロピーの周辺で起こる殺人事件が、60年前のジャックの時代の事件とリンクしてたりして過去と現代の両方を捜査する事によって謎が解き明かされていくのが楽しいです。
最初は危なっかしかったペネロピーの素人探偵も、少しずつ成長しているのですが、まだジャックがいてないと読者もハラハラさせられます。
今回は映画の世界が舞台になってるのですが、名声を得るための裏側には色々な出来事があるんやなって思いました。
60年前に愛憎劇の末に愛人を刺してしまった大女優ヘッダの周辺で再び人が死んで行きます。
なぜ60年も経った今、彼女の周辺が再び騒がしくなったのかは、最後まで読むと分かるのですが、最後の最後まで犯人が分からなかったのが悔しいです。
コージーミステリーって結構犯人が分かりやすいけど、今回は完敗です。
早くも次回作が楽しみになるようなラストなんで、速攻で翻訳してほしいものです。